IMDS上では『Node ID』というものを使って個別化を行っています。
IMDS上の画面で、左上に『xxxxxxx / x(xxxxxxx)』と表示されていると思いますが、その()の中の数値が『Node ID』です。
その前にある『xxxxxxx / x』がIDとVer.の情報になりますが、便宜的にこのIDを『IMDS ID』と呼ぶことにします。『Node ID』と混同しそうなので。

『IMDS ID』は、データを作った際に確定し、その後Ver.UPを行っても変化することはありません。『/』の後のVer.情報と『Node ID』が更新されていきます。

報告先からの指定で、よく『1つの納入品番に対し、1つのIMDS IDで報告すること』という指定があります。
コレはつまり、『1度報告した情報を更新する必要があった場合、Ver.UPで対応しなさい』ということです。
新規に登録を行ってしまうと、『IMDS ID』が変わってしまいます。
検索結果としても、『最新のVer.』という指定をかけたにもかかわらず複数の検索結果が出てしまい、どれが最新かわかりにくくなってしまうといったことも考えられます(まぁ、Node ID見ればすぐわかりますが)

また、1つの『IMDS ID』を更新して、他の納入品番の情報を送信してしまうということも考えられます。
報告先の管理状況にもよりますが、『IMDS ID / Ver.』『Node ID』で管理している場合、『混ぜるな』と言われるわけですね。単純に品番で管理している場合は、あまり気にしていないかもしれませんが。

管理的にも社内で扱う情報が多重化してしまうのは好ましくありません。
できれば『IMSD ID』と社内の管理情報(品番や材料コード)を一対一で紐付けできると管理も楽になるかと思います。