納入先によって変わる入力項目ですが、概ねこんな感じにしておけばほとんどの場合は通ると思います。
とりあえず国内基準です。
海外はちょっと特殊なので……ガンバレ。
IMDSのシステム上はエラーさえなければ問題無いのですが、警告もダメという納入先もあるので注意。
『警告がある』を理由に拒否したらダメって運営は言ってるけどね。
警告の内容によっては正等な拒否理由になるけど。

○部品情報
品番:納入先による(送信先情報)
名称:納入先による(送信先情報)
質量公差:MAX.5%
部品構成:構成する全ての部品を網羅
        製品として組みつけられる状態……運搬用の部材(ダスト防止用キャップ等の組付け時に外すもの)については納入先によるので注意
        また、納入品番が子部品にも設定されている場合は、納入品番での情報構成を要求される場合があるので納入先に要確認
材料構成:付着する全ての材料を網羅
        塗装(表面処理の類)は例えば下塗りを行ってから上塗りをし、クリアーコートをするとした場合3つの層になる(つまり母材+塗料*3で4つの材料)
        溶接棒(材)も対象となるので注意
        洗浄剤や防錆油は製品組付け時には揮発していそうなので入力はいらないんじゃないかなぁ?納入先に要確認
アプリケーションコード(確認しましょう)
リサイクル情報(『リサイクル材料を使用していない』でも良いが今後はどうなるか不明)
材質表示(確認しましょう)

○材料情報
材料名称:『標準材料コードと同一』『材料記号と同一』『JAMA規格に則った名称(JAMAシート基準という意味ではない)』『一般名称(Adhesiveとか……)』の何れか
標準材料コード:公的材料規格に則った材料
材料分類:選択に迷ったら納入先に相談しましょう(またはここで聞くのもありかも?)
公的材料規格:必須(無い場合はJAMA規格を使うと良いかも)
構成化学物質:とりあえず主構成物質(最も含有率の高いもの)は必須
           様々な警告が出ますが、ほとんどの場合含有率の幅(MAX-MINの差)についてなので、無視しても良いと思います。納入先にツッコミをもらったら『だって材料メーカーがそう言ってるんだもん』と言いましょう。JISの材料とかでも含有率の幅は警告が出ますが、運営の公開材料(ILIとか)は内容を一切チェックしないのでスルーされます
           できればワイルドカード機密扱い物質の合計最大値が10%を超えないようにしましょう(やむをえない場合は納入先に相談)ワイルドカードを『残部』に設定しているとありがちです
           正直言って納入先(というか材料メーカー以外)が化学物質の構成を正確に把握することはできないと思います(だから『材料メーカーがそう言ってる』は正義なの)
プロセスケミカル(確認しましょう)


入力項目があって『絶対に空欄じゃなきゃダメ』っていう状況は少ないと思います。
困ったらこんな感じで入力すると結構大丈夫かもしれません。