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返信する: 化学物質情報収集
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- Re: RoHS指令とSVHCの違いってなんですか?
- 投稿者: TR_wada 投稿日時: 2016-3-17 15:13
- ……前任者雲隠れって……会社って……
かなり違いますね 知らない人が見たらどっちも『環境に悪影響のある物質の規制』程度の認識ってところじゃないでしょうか
RoHSは鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・PBB・PBDEとかの基本的に使用禁止な物質を管理するモノです(RoHS2で4種追加して現在10種) ▼RoHSのwiki https://ja.wikipedia.org/wiki/RoHS
SVHCっていうのは、REACHというもので規定されているモノです(基本的に毎年増える) ▼REACHのwiki https://ja.wikipedia.org/wiki/REACH
という感じで、別の法規なんですわ……一応無関係ではないんですが
ちなみに RoHS=SOC→環境負荷物質(Substances of Concern) REACH=SVHC→高懸念物質(SVHC:Substances of Very High Concern) という関連を覚えておきましょう
あんまり詰め込んでもいっぺんには覚えられないと思うので、とりあえずこんなトコで
御社の製品にもよりますが、『そもそもそんなん使わんがな』って製品の場合、特に証明書とか用意していないケースもあります RoHSの場合、 ・鉛→主に金属成分として ・水銀→ランプ関係とかが多い? ・カドミウム→海外の塗料とか怖いかも…… ・六価クロム→ネジとかのめっき類(亜鉛めっき+クロメート処理)……今はめっき屋さんが対策済みなケースが多いですね ・PBB/PBDE/HBCDD/DEHP/DBP/BBP→樹脂系に使われていたり(フタル酸とか臭素系難燃剤とかって調べてみるとひっかかる) みたいな感じで含有されていそうなトコを知っておくと、調査する際に有利かも?
最悪、取引停止とか、購入先変更されるとか起こる危険性がありますんで、わからないといって放置するより上司巻き込んだりネットで調べたり聞いたりした方が安全ですよ わかってない人に聞いても答えは出ませんし(件の『適当にあしらわれた』ってのも、知らなきゃ答えようが無いですから)、一人で抱えて問題になってからでは遅いですし(決定権のある人間を巻き込むことで上司の責任にする→問題があったら末端のみの責任ではない)
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