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メッキのジブチルスズ

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2024-8-2 13:57
パンダ 
最近、担当外の製品のIMDSをいじっていたら
カチオンメッキされた鋼板のメッキ成分にジブチルスズ3wt%ほど入っているのを見つけました

普段、自動車メーカ向けにIMDSを作成しておらず
家電メーカ向けにSHERPAばかり作っているのですが
「あれ?ジブチルスズってREACH_ANNEX17でスズ換算0.1wt%以上でアウトだったよな」と思い
SHERPAの遵法情報で確認したら「部品中にスズ換算で0.1wt%以上でアウト」とあり

「ふむ・・・ジブチルスズって確かPVCの可塑性剤とかでよくお目にかかる奴だったよな、なるほど、PVCの部品ならアウトなんだ」
「ん?分母は均質材料ではなく部品だから、この場合はメッキに含有していても、部品=メッキ鋼板であり、メッキの重さに対し鋼板の重さが大きいので、メッキに高濃度で含有していても鋼板込みで0.1wt%切れば問題ないって事か?」
と納得いく様な、いかない様な

まぁ正直、閾値関係なく切り替えとけって思わなくもないですが
メッキに高濃度で含有するが、メッキ鋼板トータルで見ると0.1wt%以下のジブチルスズ含有って問題ないのでしょうか?

もし、分かる方がいらっしゃれば教えていただけると助かります
投票数:2 平均点:10.00
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2024-8-2 16:51
TR_wada  長老   投稿数: 1171
亜鉛めっき上のカチオン塗装だと思いますが、REACHの場合基本的に分母は均質材料ではなくファーストアーティクルになります

なので、塗膜そのものではなく、塗装された鋼板が対象になり、鉄の重さに塗膜が勝てるわけねぇだろ!って感じで0.1%未満余裕になりますな

ただ、規制対象物質が含有している塗装(塗料?)なので、もしかしたら原材料購入に問題が出てくる可能性があります(規制物質だから作るのやめましたとか)
その辺りはちょっと突っ込んで確認しておいても良いかもしれませんね
投票数:5 平均点:6.00
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2024-8-2 17:06
パンダ 
ありがとうございます
アーティクル単位だとは書いてあったけど

ジブチルスズってメッキに入る様な物質なら
その主要用途から均質材料単位になってる可能性なくはない

Google先生曰くジブチルスズの主要用途がPVCって書いてあるから
法規が狙い撃ちしてるのはそっち?
ならメッキは許される可能性高い?

とモヤモヤしてましたが、安心できました


原材料の供給としてアウトになる可能性は十分にありえるので
それはそれとしてサプライヤに供給リスクを確認しておきます

これで安心して週末を過ごせます
ありがとうございます
投票数:0 平均点:0.00
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