可塑剤メーカの開示拒否

御世話になっております。

最近、メーカー様から可塑剤の使用の禁止を言い渡され、移行準備として材料メーカーと可塑剤のメーカーの開示の依頼されました。
こちらも含有していた（IMDS調査にて判明）対象の部品納入メーカ様にその旨を打診したところ、開示拒否の回答をいただきました。

なぜ拒否されたのかわからず、理由もわかりません。
メーカー様にはどのような返事が妥当でしょうか？

それにしても紛争地域の鉱物ならわかりますが、成分まで開示しているのに、なぜ拒否との回答となるのかわかりません。同様の事情をお持ちの方がいましたら教えていただけませんか？

使用材料を変更で


って言っちゃうといろいろ問題がありそうなんで、状況を考えてみましょうか

・材料メーカーと可塑剤メーカーの開示

が問題だと思います
正直、コレって必要なんですかね？
依頼元に対して『依頼しましたが開示されなかったんで、知りたかったら圧力かけてください』って言うのが楽な気がします

納入先からの依頼は「禁止→切り替え検討しろ」というコトが重要だと思いますので、材料メーカーや可塑剤メーカーの情報は二の次と考えます
サプライヤーへの依頼はダメ元で材料メーカーや可塑剤メーカーの情報を依頼しますが、出てこなかったら仕方ないと諦め、切り替え方向の有無やスケジュール等の確認に時間を割いた方が建設的かと思います


依頼に対してバカ正直に完全対応なんてしなくてもいーんですよ
重要な案件をピックアップしてソレがクリアできてれば
『切り替えできない』のと『切り替えできる』ので、どっちが必要なんですか？って聞いたら渋い顔するとは思いますが後者をとると思いますよ
……依頼したけど出てこなかったって前提ですけどね？


step1：含有確認
step2：切り替え技術有無確認
step3：性能確認(社内)
step4：コスト確認
step5：性能確認(納入先)
step6：切り替え

ぐらいだと思うんですが、step1とstep2の間でその情報必要なの？ってトコだと思います

「回答できない」理由は、憶測でならいくらも思いつきますが…「面倒くさいからやだ」とか(ｹﾞﾌﾝ

「何故、回答できないのか？」の理由を聞き、それ込みで回答するというのが軟着陸点では無いかと思います。
メーカー様がその回答(理由はあれども開示拒否された)をどうとらえられるかはわかりませんが、単に「拒否されました」よりは心象が良いと思います。
上手くすれば、「こういう回答を貰ってくれればいい」と、川下企業のメーカー様からご教授頂けるかもです。

貴社は部品購入者で、部品製造元に対して
可塑剤を含む材料を製造するメーカー
　そのまた川上の、可塑剤のメーカー
を問い合わせた、という理解でよろしいでしょうか。
うちのような材料屋は、ある材料の特性を出すときにどのような配合にするかが特徴ですので、その成分としてどこの会社のどんな可塑剤・添加剤を使っているかは基本秘密にします。教えたら、まねされかねないからです。

でも、移行準備としては
　ある成分を使用禁止にする予定があること
　それが何時頃になること
　それまでに当該成分をつかっている材料は切り替えること
を予告しておけばいいんじゃないでしょうか。
それで材料メーカーが大困りするなら、予告の時点でも材料メーカーが自分から文句いってきますよ。

んで、可塑剤メーカーは仕事が干されることになるのですが、材料メーカーはわざわざ可塑剤メーカーにこのことを伝えるとは思えません。単純に、買わなくなるだけでしょう。

皆さんの色々なご意見で、方針が定まりました。

今一度理由を聞いてその理由も沿え開示できない旨を伝えていと思います。
コストや切替期間につきましても問合せありましたが、なかなか直ぐにとは行かないと思われます。
こちらに関しても少し日程を調整したいと思います。
弊社が末端に近いところの為、弊社のお客様も上のメーカー様から催促されているようで、立場的にも大変のようです。

こちらでは立場が違う業種の方やプロの方の意見が聞けて大変参考になりました。
有難う御座いました。

ちょっと質問です。

可塑剤の使用の禁止　の対象物質・対象用途は何ですか？

私の会社の製品では可塑剤を使用していないのでSVHCに掲載されても、あまり気にしていなかったのですが、フタル酸エステル類はREACH　SVHCにも6物質掲載されている様です。成形品の場合は含有情報の伝達義務のみで、禁止となると　玩具・子供用品への使用禁止　しか見当たりませんでした。

本件ですが、一番トップのメーカー様から欧州REACH規則の認可物質のうち、「DEHP, BBP, DBP, DIBP」の4物質を2014年以降使用を禁止する
との通達がありました。
理由としては細かいことは今問い合わせ中ですが、欧州が規制になったときにもすぐに対応できるからなのかと思われます。
その為、世間一般的には使用可能かと思われますが、そのメーカー様に受注を受けているサプライヤーとしては切替をよぎなくされております。

ウチにも切り替え要請が来ていますなー
DEHP
DBP
BBP
DIBP
が認可対象から禁止になります(2014/8/1から)って情報で来てますね

http://apnet.amano.co.jp/PurchasePortal.nsf/41c8b423361fc62d49256dc800808702/da0bfc6ba822a3b6492572eb0007205e/$FILE/TDD31002.pdf
おもちゃ云々の情報はこの辺りで確認できました
ただ、REACH規制ってこんな限定して禁止とかしてましたっけ？って思ってしまった……最近情報漁ってないなぁ……

どっかで禁止になるからついでにやっちまえって感じなのかな？

http://www.kasozai.gr.jp/news/news13.html
http://www.kasozai.gr.jp/news/news33.html

可塑剤工業会もこんなコト言ってた

REACH規則ANNEX XVIIに使用制限が記載されています。2010.04.02の本文が最新版かな？改定文書は沢山でていますが、フタル酸エステル類の改訂は見つけられませんでした。

http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=CONSLEG:2006R1907:20100402:EN:PDF

P166からANNEX XVIIでP185に　Toys and childcare articles…で始まる文があります。　

また他のメーカー殿から調査依頼がきました。
このような現象はこれからも続くのでしょうか？
今、可塑剤はターゲット物質のようですね。

2012.06.05のPDFを見つけました。

http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=CONSLEG:2006R1907:20120605:EN:PDF

P215からANNEX XVIIでP240に　Toys and childcare articles…で始まる文があります。　

あまり関係ないかもですが、
RoHSが改定されて、規制物質としてHBCDD,DEHP,BBP,DBPの4つが
追加される可能性が出てきたから・・・とかですかね？

http://j-net21.smrj.go.jp/well/rohs/qa/297.html

http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/int/RoHSrev.html

あらら・・・
やっぱりどこでも同じようなことが起きてるみたいですねぇ
しまいに仕入れ先が逆ギレするパターンかな

おはようございます。

弊社でも調査依頼きています。。。

質問させて下さい！
材料メーカーさんより、
ＳＶＨＣ高懸念物質調査で「含有無し」との回答は
今回の可塑剤調査の回答には、ならないのでしょうか・・・？
使用禁止って絶対に使ってたらダメって事なのでしょうか・・・？

また、
高懸念物質（SVHC）と「認可対象物質」の違いもいまひとつ
理解できていない。。。

初心者・勉強不足者ですが、ご教示いたきたいです。

ひとりぼっちの製品含有化学物質担当者、、、聞く人いないのです。

調査元の調査票の様式で「含有無し」でOKの場合もありますネ！
JAMAsheet・IMDS・成分表を要求されHBCDD,DEHP,BBP,DBPを含まないならば、そのまま報告です。

頑張って下さい。

REACH関連の情報ですが、私は　J-Net21を見ています。

http://j-net21.smrj.go.jp/well/reach/basic/index.html


REACHに関するガイドラインVer3.1_自動車業界

http://www.japia.or.jp/info/reach3.1Japanese.pdf


欧州の化学品規則（REACH/CLP)に関する解説書v2.1_産業環境管理協会(JEMAI)

http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/int/REACH_and_CLP_kaisetsusyo_honyakuban.pdf

参考にしてみて下さい。

ちなみに『認可対象物質』はSVHCよりピックアップされて付属書14に掲載された物質の事だと、思います。上記PDFに書いてあります。

あせらずに、頑張って下さい。どうにかなるもんです。私なんか学校の先行は自動制御でした。(^^ゞ

はじめまして
泥沼にようこそ

すごく大雑把に言うと

SVHC
↑危ない「かもしれない」ので管理する物質

認可対象物質
↑SVHCの中からピックアップされる

使用禁止
↑認可対象物質の「認可」を通すのが面倒なので禁止にしちゃえ
↑自主制限
↑物質メーカーが作るのやめちゃう
↑他

って感じで、SVHCと認可対象物質はREACH規制の上でのカテゴリ

使用禁止って言うのは「運用の都合」って感じです
・モノが無くなったら使えない→切り替え検討しなさい
・書類とか面倒→無くしちゃえ
・ウチはエコいんだよ！→禁止で
とかそんな感じ
結局『禁止』って言ってる相手はお客さんなんで、対応しないと買ってくれなくなる……ってオチが付いてくると思います
理由はどうあれ、対応は同じですよね

ちなみに私は高卒(電子)

tottoさま：TR_Wadaさま

ありがとうございますm(__)m
大変、励みになります！

こちらも、よく拝見させて頂いてます。お勉強になります。
お蔭様でＪＡＭＡシート作れるように、なりましたもの♪

各社のグリーン調達の改訂。。。管理物質追加。。。なんだかんだ。。。
全部、読めない！理解出来ない！自社勝手な事ばかり言わないで??ｓｏｓ
そのうち迷路に・・・迷子に、なってしまうんです^^;


可塑剤調査の依頼、使用の有無を回答する調査シートです。
「無し！」って記入しちゃいましょうか。。。

教えていただいた情報を、落ち着いて読みます。
あせらず、ゆっくり理解していきます。

皆さん努力の積み重ねなのですよね↑

また、お邪魔しますので宜しくお願い致します。
取り急ぎ、、、お礼まで・・・

手元の情報で含有無ければ『無し』でもいいのよ
今回のケースだとサプライヤーに調査依頼は出してるし、その回答がどう読んでも非含有だから問題無いと思います

ヨカッタ！あんな書き方でも理解してもらえたよママン！(ぉ


皆で情報出し合って、
後続の苦労を減らしたりとか
引き継ぎの参照資料にしたりだとか
サプライヤーへの説明資料の情報収集だとか
愚痴はいてスッキリしたりだとか
そんな感じに便利に使っていただけると管理人としても愉快なわけでして

ってゆーか俺が困った時に助けてもらえる場所が欲しいだけなんですがね！←ダイナシ

サプライチェーンの中流にある、中小企業は板挟みで苦労しますが
頑張ってください。

＞泥沼にようこそ
・・・ｗ
基本的に孤軍奮闘してる人ばかりのようです。（私もそうですし）


気張りすぎると、潰れちゃいますよ！
手の抜き方を日々研究している、高卒（電気）でした。

お世話になります。
＞孤軍奮闘
身にしみる感じです。

勉強しても追いつけない感満載です。

機械卒です。

>DEHP
>DBP
>BBP
>DIBP

某台湾メーカーがやってましたが、分子量変えずにテレフタル酸やイソフタル酸に逃げる手も有るみたいです。
まるで脱法ハー○みたい。

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