メインメニュー
検索
読み物
ログイン
|
返信する: JAMP
参照
- Re: 全く浸透していかない・・・
- 投稿者: TR_wada 投稿日時: 2010-8-30 10:31
- はじめまして。
JAMAシートやIMDSもあんまり変わらないですよね。 この手のシステム運用を発起したのはどこでも大手メーカー様(自動車会社とか)なので、下々の苦労や浸透については無頓着な感じがします。 それこそ、『こんなシステム作ったぞ。これに則ってやれば良いからよろしく。二次サプライヤー以降?そんなもんは勝手にやってくれ』ぐらいの勢い。 まぁ、材料買うついでにミルシートやらMSDSplusやらを頼んでみてください……って感じなんですが、その行動の浸透すら難しい。 どちらかと言うと、材料メーカーサイドから働きかけて、『売るついでにこの情報も提供しておきます』とやってくれるのが一番助かりますね。 製造の両端は大企業(製品)と大企業(材料)であることがほとんどですから、その中間の中小企業をもう少し考えてあげてくださいと言いたい。 ほんと大企業様なんとかしてください。中小企業が潰れて困るのはどこだか考えろ!って感じ。ぁぁ、海外移転ですかそうですか……日本の国内産業の未来も暗いなぁ……(何が) 商社の方は正直言って製造に絡まないと思いますので、材料だ化学物質だと言われても取っ掛かりにくいと思います。実際、私の聞いたことのある話の中でも、商社経由で購入している部品の材料情報が直接部品メーカーから飛んできたといったものがあります。つまり商社はスルー……スルーパスでは無くスルー。ものすごく大変だとは思いますが、そういった会社もあることを考えると、化学物質報告への取り組みはまっとうな姿勢かと私は思います。いや、スルーが悪いとは言いませんが、自社で取り扱っている製品の情報を『保持している』『管理している』というと外面は良さそうじゃありませんか? 視点を変えると大企業が取り組むのは『ほらほら、俺の会社はこんなにエコいんだよ』って自己アピールするための材料なんでしょうね。ちょっとイヤな見方かもしれませんが。世の中とりあえず『エコ』って言えば付加価値になっちゃいそうな風潮なので。そのうちエコエコ詐欺みたいなモノも発生しそう……いや、事実上既にその中に巻き込まれているのかも?陰謀論みたいになってきたな。いかんいかん。
セミナーは『高額・地方に優しくない』といった問題もありますが、それ以上に『聞いただけじゃ解らない』といった問題もあると思います。ずらっと並んだ人間に口頭説明しただけで理解させれるような内容ではないと思います。 正直言って、『セミナーを聞きに行く』のと、『そのセミナーに使用された資料を読む』ので、あまり理解度が変わるとは思えません。まぁ、質疑応答といったものもありますし、オフレコな内容を言ったりする場合もあるかと思いますが。その辺りを加味しても、ぶっちゃけて言うとおもしろくない。 いや、『仕事なんでおもしろくある必要は無い』って意見はあると思いますが、この場合『おもしろい=楽しい』ではなく『おもしろい=興味を持つ』の方でお願いします。最初から、『面倒くさい』『わからない』『余計な手間が増える』といったネガティブな先入観がある業務なので、基本的に興味を持ってもらうのが難しいと思うんです。人間、おもしろそうなことって理解しようとしますし、覚えも早いでしょ?進んで調べようとするかもしれないし。 長くて堅い文章だらけで、年表とか出されても正直学校のつまらない教科書(失礼)みたいで興味もそそりません。図かと思ったらそれっぽくした文章だったりしますし。マンガ風というと行き過ぎかもしれませんが、もっと視覚的に読みやすい資料を用意できないものかな?と思います。オフィシャル側が。いや、自分にその構想がきっちりまとまっているわけではないのですが……このサイトでもいろいろ説明をやってみていますが、『解りやすい』『興味を持ってもらう』っていうのは難しいですね。 『マンガでわかる化学物質報告(電機・電子部品編)』とか商材として考えてみるのもありなのでは?……売れなさそう……。
|