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全く浸透していかない・・・

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 .5 .6 .7 .8 .9 | 投稿日時 2010-8-29 1:32
ため息 
私が働く会社は
電子・電機業界と自動車業界の
両方とつながりがある商社で
主に電子・電機業界向けの部品を
セットメーカーへ納入する部門にいます。

仕入先の中には
それこそ父ちゃん母ちゃんでやってるような
小さな会社もあれば
世の中に名の知れた大会社もあります。
ただほとんどは中小企業ばかり。

下流側の大手セットメーカーから
JAMPのAISの提出依頼があり
日々対応に追われています。

名の知れた大会社でさえ
担当者レベルでは「AIS?MSDSplus?」なのに
中小企業となればもはやお手上げ。

しかたないので
製造部門を全く持たない
商社なのにウチでAISを作るしかなくて
「とにかく材料の仕入先にMSDSplusを
送ってほしいと頼んでみて」と
仕入先の担当者に頼み込む。
それでもリアクションは芳しくない。

なぜJAMPは
もっと中小企業向けに活動をしないのか。
東京・大阪でしか説明会は行われないし
参加料は意外に高額。
やる気あるのかっっと言いたくもなる。
ツールの開発なんか置いといて
もっとみんなが参加しやすいものにしてくれ。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010-8-29 18:12
JAMP MASTER 
JAMPの発起人は大企業の役員の方々です。

欧州REACH規則に対応するためには莫大な費用がかかります。その費用を回収するのと「環境負荷物質削減に積極的」という姿勢をPRして企業のイメージをあげることを目的としているのではないかと、私は考えています。

あくまで私の勝手な憶測です。真相は神のみぞ知る…。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010-8-30 10:31
TR_wada  長老   投稿数: 1141 オンライン
はじめまして。

JAMAシートやIMDSもあんまり変わらないですよね。
この手のシステム運用を発起したのはどこでも大手メーカー様(自動車会社とか)なので、下々の苦労や浸透については無頓着な感じがします。
それこそ、『こんなシステム作ったぞ。これに則ってやれば良いからよろしく。二次サプライヤー以降?そんなもんは勝手にやってくれ』ぐらいの勢い。
まぁ、材料買うついでにミルシートやらMSDSplusやらを頼んでみてください……って感じなんですが、その行動の浸透すら難しい。
どちらかと言うと、材料メーカーサイドから働きかけて、『売るついでにこの情報も提供しておきます』とやってくれるのが一番助かりますね。
製造の両端は大企業(製品)と大企業(材料)であることがほとんどですから、その中間の中小企業をもう少し考えてあげてくださいと言いたい。
ほんと大企業様なんとかしてください。中小企業が潰れて困るのはどこだか考えろ!って感じ。ぁぁ、海外移転ですかそうですか……日本の国内産業の未来も暗いなぁ……(何が)
商社の方は正直言って製造に絡まないと思いますので、材料だ化学物質だと言われても取っ掛かりにくいと思います。実際、私の聞いたことのある話の中でも、商社経由で購入している部品の材料情報が直接部品メーカーから飛んできたといったものがあります。つまり商社はスルー……スルーパスでは無くスルー。ものすごく大変だとは思いますが、そういった会社もあることを考えると、化学物質報告への取り組みはまっとうな姿勢かと私は思います。いや、スルーが悪いとは言いませんが、自社で取り扱っている製品の情報を『保持している』『管理している』というと外面は良さそうじゃありませんか?
視点を変えると大企業が取り組むのは『ほらほら、俺の会社はこんなにエコいんだよ』って自己アピールするための材料なんでしょうね。ちょっとイヤな見方かもしれませんが。世の中とりあえず『エコ』って言えば付加価値になっちゃいそうな風潮なので。そのうちエコエコ詐欺みたいなモノも発生しそう……いや、事実上既にその中に巻き込まれているのかも?陰謀論みたいになってきたな。いかんいかん。



セミナーは『高額・地方に優しくない』といった問題もありますが、それ以上に『聞いただけじゃ解らない』といった問題もあると思います。ずらっと並んだ人間に口頭説明しただけで理解させれるような内容ではないと思います。
正直言って、『セミナーを聞きに行く』のと、『そのセミナーに使用された資料を読む』ので、あまり理解度が変わるとは思えません。まぁ、質疑応答といったものもありますし、オフレコな内容を言ったりする場合もあるかと思いますが。その辺りを加味しても、ぶっちゃけて言うとおもしろくない。
いや、『仕事なんでおもしろくある必要は無い』って意見はあると思いますが、この場合『おもしろい=楽しい』ではなく『おもしろい=興味を持つ』の方でお願いします。最初から、『面倒くさい』『わからない』『余計な手間が増える』といったネガティブな先入観がある業務なので、基本的に興味を持ってもらうのが難しいと思うんです。人間、おもしろそうなことって理解しようとしますし、覚えも早いでしょ?進んで調べようとするかもしれないし。
長くて堅い文章だらけで、年表とか出されても正直学校のつまらない教科書(失礼)みたいで興味もそそりません。図かと思ったらそれっぽくした文章だったりしますし。マンガ風というと行き過ぎかもしれませんが、もっと視覚的に読みやすい資料を用意できないものかな?と思います。オフィシャル側が。いや、自分にその構想がきっちりまとまっているわけではないのですが……このサイトでもいろいろ説明をやってみていますが、『解りやすい』『興味を持ってもらう』っていうのは難しいですね。
『マンガでわかる化学物質報告(電機・電子部品編)』とか商材として考えてみるのもありなのでは?……売れなさそう……。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2010-8-30 11:46
色々経験しました 
浸透していかないのは、コストカットされて、更に時間を取られて、何でそんな事をしなければいけないの?。出来ない、分からないと言っていれば親企業がやってくれるし。それで、良いんじゃないの。

サプライヤの気持ちはこんな所でしょうか。

親企業の危機意識(ひとつ間違えればリコールですよ)が足りないんじゃないかな。特にトップ。環境報告は企業のトップ又は、トップに近い辺りから、トップダウンでやらないと浸透していませんよ。
それと親企業も汗をかいて、サプライチェーンと一緒になってやらないと中々浸透しませんね。
親企業でも担当者が楽に動けるように(縦割りではなく、横展開)考えないとダメですね。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2010-8-31 18:01
もう無理 
電子電機業界の人間です。企業規模は50人以下。何の知識も持たないのになし崩し的に担当させられて数年経ちます。

1年半位前、JAMPの基礎講座も受けましたが、正直「これは浸透するのか?」と思ってしまいました。
仕組みが非常に効率的に作られているのは分かったのですが、目的が仕組みを美しく運用することに感じられて。
なんか「管理のための管理」という言葉を思い出してしまいました。

社に帰って、いつか依頼が来たら困るので今のうちに勉強しておこうと思い、色々試行してみたのですがなんだかややこしくて挫折。
説明書などもよく読んだつもりなのですが、細かいことが書いてあるばかりで、そもそもツールをダウンロードした時に一緒についてくるリストみたいなファイルは何のために使うのか、とか入口に立とうとしている人間向けの説明が無いように感じました。
観念的な表現ばかりですみません。
試行した割にこの程度の理解度、という事実です。
粘り強く挑戦したら理解できるのでしょうか?

ちなみに、講座を受けて以降の顧客依頼はJGPSSIオンリーで、AISの依頼はまったく来ませんでした。なのについ最近大企業に買収されて、そこからAISを出せと来ました。身内に足を引っ張られる形・・・(笑)
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010-8-31 20:26
JAMP MASTER 
何とかすれば、何とかなります。私も何とかなりました。

REACHに対応するための情報伝達をJAMPなりIMDSもしくはJAMAなりに一本化するのであれば効率的ですが、実態はJAMPと企業独自の不使用保証書の並行運用。おかげで倍以上の労力を消費します。しかも大企業が率先してそんなことをやってるから世話ないです。

まず、「何を書いたらいいのか分からない」のか「入力方法が分からない」のかを分離しましょう。手書き用のフォーマットが用意されていますので、それを書けるかどうか。

また、御社は「何を作っているのか」も重要です。ICやセラミックコンデンサなど源流に近い部品を作っているところと、ユニットを組み立てるところとでは、JAMPを運用する上でかなり違ってきます。

AISで来るかJGPSSIでくるかは顧客次第なので何とも言えません…。運が悪いと(と言ったら語弊がありますが)JAMAやIMDSでの調査も来るかも…。

なお、JAMPもJGPSSIもJAMAもIMDSも全てにおいて言えることですが、作成に追われて中身をチェックせず「使用禁止物質が入ってたけど見送り…もとい、見逃しました」なんてことにならないよう気をつける必要があります。管理人さんが書いている通り「『エラーが出なければ問題ない』と思ってたら大間違い」です。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2010-8-31 20:39
JAMP MASTER 
トップは危機感を持っているし真剣にやっていると思いますよ。
ただ、トップとは社長とか役員とか文字通り「トップ」の方々のことであり、現場のトップである「事業部長」とかになってくると乗り気ではなくなると思います。

環境報告は業績に直接貢献しないので(長期的に見れば貢献するとしても、自分の就任期間中に大きな成果は望めない)、本腰入れてやろうとはしないでしょう。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2010-9-1 0:11
ため息 
やっぱり多くの方が
苦労されてるんですね・・・。

最上流と最下流は大企業ですから
化学物質に詳しい人も
パソコンの扱いに詳しい人も多いでしょうし
専門部署だってあります。

でも中間はホントに
小さな会社で
他の業務の傍らに
なんとか調査依頼に応えようと
がんばってはいるけど
どうしたって追いつきません。

私も昨年JAMPの基礎講座を受けた時
「これがもし実現した時には
素晴らしいシステムだな」とは
感じたんですが
同時に
「これ浸透するのはかなり難しい」
とも感じました。

現在でもAIS&MSDSplusを
採用しているセットメーカーは
そう多くありません。
材料メーカーでも
MSDSplusもどきのような書類をくれたり
「わが社は対応しません」という
宣言書類を送ってきたり。

AISを作るだけの能力がない会社に
無理やり作らせるわけにもいかず
このまま作らずにいるわけにもいかない。

ただこのままだと
JAMPは計画倒れに終わりそうな気がします。

結局「不使用証明書」を使って管理していくのが
面倒だけど確実な気がしています。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010-9-1 13:01
確実なんですか? 
不使用証明書をつかっての管理ってどうやるんですか?
AISだけであれば不使用証明書だけで何とかなりそうですが・・・・

報告依頼があれば毎回手入力ですよね。その報告データの管理(不使用証明書とのリンク)が必要ですよね。

何処にどうやってしまっておくのか?

後任にどうやって教えるのか。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010-9-1 13:05
色々経験しました 
現場のトップ(「事業部長」とか)と言っても社長から見れば単なる作業者です。
それに意思を徹底出来ないのであれば、社長がしっかりしていないのでしょうね。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010-9-1 15:14
TR_wada  長老   投稿数: 1141 オンライン
ぅゎなんか発言多くて中の人感激。
もっと議論してしてー。

ソレはさておき、JAMP MASTERさんも仰られている通り『なんとかしなけりゃ、なんともなりません』まずは『なんとかしようとする』ところからです。これから始めるなら現在『なんとかしている』先人の意見を聞くのも手段です。何かプランがあるなら、それを提示してみて議論してみるのもアリでしょう。ほっといてもなんともならないので、とりあえず動くことです。私もJAMP方面はさっぱりなんですが、化学物質含有報告についてはアドバイスできることもあると思います。なのでもっと書き込み希望。

●継続性のある業務
●データの保持・更新(入出力を容易にするシステム=データベース化)
●客先の要望(JGPSSI/AIS/MSDSplus/非含有宣誓書/IMDS/JAMAシート)
●サプライヤーの対応状況(対応する気無し/対応しているフォーマット)
●人材(自分じゃ無理とか工数確保が難しいとか)
●納期(対応可能日数の確保や即応性の向上)
●社内教育(後進の育成)

懸念事項はたくさんあります。
かなりぶっちゃけて言ってしまいますが、『この業務、正直やりたくありません』。
めんどうです。わかりません。化学物質?何ソレ美味しいの?今まで大丈夫だったんだしほっといても死ぬことは無いんじゃない?今更規制しても世の中に溢れてたら意味無いよね。
ですが、法的に規制されてしまうと、商材として扱った際にペナルティーが発生します(正確には可能性があります)商売ができなくなります。会社が潰れます。社員が路頭に迷います。

じゃあ仕方ないからやることにするか。

皆、そこから始めています。

私も『鉄鋼材?ナニソレ?鉄で良いんじゃないの?』状態から始めました。
色々調べた末に意外とそこらじゅうに規制物質があり、今後もその規制対象物質が増加するという情報を得てから、今のやり方(=『鉄鋼材は鉄で良いよね!』思考)ではマズイと思った次第です。
社内に意識を浸透させるのがホネなんですけどね。だって『我関せず』って人が多すぎるんですもの。使用材料・購入先・使用量……情報は多岐に渡ります。一人でできるものではありません。部署間の連携や、情報のやり取りがスムーズにできる体制構築が最初に必要です。

トップ『ヤベェやらないと会社潰れる。指示を出そう』
管理職『上がやれって言ったから下に投げる』
下っ端『通常業務で手一杯だよ。おまけに解らないし』

結局ヒトゴトなんですよね。意識的に。
営業は売るだけでは無いでしょう。客先と交渉するのも仕事では?
製造は作っているだけですか?実際に材料を使用しているのは誰?
設計は図面描いておしまい?材料指定したの誰だ?
調達は材料買ってくるだけ?ついでに材料の情報出してもらえない?
やっても金は出ないけど、やらなきゃ金はもらえない。会社の皆で少しずつ負担して行けば良いのではないでしょうか。いや、ほんとマジで。

ちなみにさっきのを視点を変えると、

メーカー『さて、法規対応しますのでヨロシク。指示は出した』
一次サプライヤー『上が言うから仕方ないよね。サプライヤーに投げよう』
n次サプライヤー『わっかんねー』
材料メーカー『出したくない』

って感じですか……どこかで大問題になってそこそこ大きい会社が潰れないことには痛さがわからないんですかね。
メーカーが痛手を食らえば一次サプライヤーに補償問題が発生しますね。もちろん一次サプライヤーだって『購入している』ので買った相手に補償請求するでしょう。結果として末端までダメージが貫通します。規模によっては商流上何社も潰れたりするのではないでしょうか?
まぁ、それで何社か潰れたとしましょう。商売相手が減っているので材料売れませんよね。材料メーカーがでかいとは言え売る相手が居なければ商売にならないでしょ。
実際にはこんな大事になる前になんとかなっちゃうのでしょうが、最悪ケースで考えれば正に商流崩壊が発生しうるネタですよね。現実的ではない脅しですけど。


何が言いたいのかわからなくなってきましたが、皆『今をなんとかすれば』って感じなんですかね?将来も続くネタなので、『今後楽をするためにはどうすれば?』って考えてみませんか?
〆切が来たから片付ける、依頼が来たから対応する……まぁ、間違ってはいないんでしょうが、結局いつも同じ苦労をしている感じがしませんか?
扱う情報を吟味して、将来楽をするために苦労した方が建設的な気がするんだけどなぁ……。



あぁ、いつものように長文読みにくいですね。おまけに乱文。すいません。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2010-9-1 16:14
無心 
会社の上役には、
「法律を守るというだけでは、ちょっとなぁ?」
という思いの人がいると思う。

「それ以外で何に使える?」
と質問する上役がいますが
「企業のイメージUP」
っていうのじゃ一般消費者への向け内容ではないから意味ない?
「企業理念に従っている」
と言った方が良い?


聞き覚えの無い調査物質がわんさかわいてくるから
今日使ったデータは、明日は使えない。
保管場所とか手順書的なものは、行儀良く作ったのに参照されない。
ってか作ったデータごまかしたとこあるから流用すると後任困るかも?
と今では悟って、ただただ作成作業をしてますな。

自分は善玉菌で会社の消化活動を手伝っているとの思いでやるしかないと。
とにかく、少しづつ腸内環境が良くなるのを待つしかないのでは?

それでいいのか?
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010-9-1 21:15
JAMP MASTER 
こんばんは。JAMP MASTERなどと名乗っていますが、別に意味はありません。私が管理人さんに「JAMPやJGPSSIについても語る場を設けては?」と提案したのですが、そのときにハンドルネーム思いつかなかったので、適当に取って付けました。面倒なんで短い名前に変えようかな…?

それはさておき、不使用保証書は気休めです。問題があったときに責任転嫁したい気持ちが伝わってきますが、世の中そんなに甘くない。仕入れ先と痛み分けあるいは仕入れ先を道連れにすることはできるかも知れませんが…。

あと、JAMPは分析に基づく記載を要求していません(要求してないだけで、自主的に分析してその結果を書くことは可)。「"レシピに書いてあるもの"と"レシピにはないけど中に入っていることが分かっているもの"を全部書いとけ」というのがJAMPのスタンスです。料理で卵黄は使うけど卵白は不要、だけど実際には卵白もゼロではないから書いておこうといった感じ。

よって、「JAMP AIS/MSDSplusに記載がないから不使用」という論理にはなりません。不使用保証書の代わりにもなりません。逆に、JAMPと不使用保証書をリンクさせるのもあまり意味がないと思います。やるなら成分一覧表や分析データとリンクさせた方がいいです。

あと質量が結構クセ者です。カタログとかで公開しているのは概ねキリがいい数値になっています。分野にもよるでしょうが数グラムの違いなんてそんなに影響ないでしょう。ところが、この種の話だと質量は重要なファクターです。各仕入れ先から化学成分の情報をもらって、合計すると製品質量と全然違う、なんてことはザラ。

とまあ予想以上に問題が噴出して火の車状態です。環境を保護する前に産業が崩壊しないか心配です。それでもやらないわけには行かないのです。「環境」と言えば誰も文句言えないから。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2010-9-6 16:02
na_koto 
初めまして。
私は自動車メーカー、電機メーカーに素材を納入する企業に勤めております。
当社はJAMP、JAMP-GP、その他の協議会には加入していません。

IMDS、JAMAシート、MSDS等の作成や、化学物質の含有調査、分析などの報告書作成が私の担当する業務のうちの1つですが、
化学物質の使用量報告は別の部署が行ってます。
恥ずかしながら、その部署とは全くと言っていいほど、化学物質管理に関しては連携が取れていません。

当社の製品は固体の複合素材ですので、MSDSよりもAISで顧客へ情報提供できると助かります。
また、川上、川下企業とのやり取りを自動化できるシステムというのは非常に魅力的であり
多くの企業がJAMP-GPを使い出せば、うちも参入したいなと思っており、現在様子を見ているところです。
ちなみにJAMPの存在は、2,3ヶ月前に初めて知りました。


REACH、RoHSなどの対応に関しては不使用証明書で事が住むのですが、IMDSやMSDSを作成するとなると
どうしても原材料のMSDSなりAISなりが必要になりますので、まずは「製品安全データシート」の提出をお願いしている状況です。
#なかなか集まりません・・・。


先般、川上企業にMSDS提出を依頼したところ、JAMP-GPに加入しておられる原材料メーカーからメールでMSDSPlusをいただいたケースがありました。
ところが、XMLと「JAMP-GP使ってよ(超意訳)」という文書が添付されているだけで、XMLを文書として表示する為のものは何もついていません。
仕方ないのでJAMP-GPでエクセルファイルをDLして読み込みました。

XMLは、書式指定ファイル(XSLとかCSSとか)があってはじめて文書として閲覧できるわけで、これはちょっと乱暴かなぁという印象を受けました。
乱暴かなぁと思った対象は、このファイルを送ってきた原材料メーカーではなく、JAMPです。
ソースコードを知らない購買担当者が見て、「ファイルを開いたら文字化けしてた!」と、あわてて連絡をくれました。
私は簡単なHTMLはかけますし、XMLも知っていたので文字化けとは思いませんでしたが、一般的にはぎょっとする方が多いと思います。

おそらく、ここのメーカーの担当者さんも、あまりよくわからずにJAMP-GPを利用しておられるのだと思います。
実際のところ、ITに詳しい人でなければ「XMLって何?」って方が殆どだと思うのです。
なんかよくわからないけどJAMP-GPってのに加入してて、エクセルか何かにデータを放り込んで、ボタンをクリックして、
出てくるファイルをUPすればいいんだろう、という認識しか持っていないのが普通ではないかと推測します。


いろいろ調べた結果、JAMP-GPでエクセルマクロをDLして読み込ませればいいという事がわかったのですが、
1ファイル読み込むのに時間がかかってイライラしました。
調査の度にそんなストレスに曝露されるわけにもいかないので、即PDF化しました。
#化学物質関連の情報はデータベース化していますが、元ファイルも証拠として残しておかなければちょっと危険かなと思っています。

XMLで書かれていてもダブルクリックすればソースコードは開くので、タグ無視して読めばほしい情報は手に入りますが、
あまりお勧めできる方法とは言いかねますし、そもそも、何の為にXMLで書いているのか・・・となってしまいますよね。

少なくとも書式を指定したXSLなりCSSなりがあれば、XML記述でももう少しストレスなく閲覧できるかと思い、
XSLを作成しよう・・・と勉強を始めたのですが、XMLファイルでXSLファイル名を指定しとかないと表示できないんですね・・・。
ガックリ。

データベース登録は後輩が担当しておりまして、XMLのソースにXSLを指定するこの一行を追加してね、
なんて言うのはちょっとかわいそうで、結局エクセルで読み込んでから印刷&PDF化、という手順に落ち着くこととなりました。


正直、JAMP-GP+商用ASだけでは情報の受け渡ししかできませんし、公式配布のエクセルを使っても、XML出力が自動になるだけで入力は手作業。
JAMP-GPに加入したところで、10Myenかかる作成支援システムを導入しないとやってられません。
でもそんな大枚はたける企業はそう多くはないので、裾野を広げようと思ったら、もう少し利用者にやさしくしなければ無理じゃないでしょうか?
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010-9-6 21:42
JAMP MASTER 
XMLでやり取りするのは、Excelファイルで受け渡しすることが非現実的だからです。マクロを組み込んだExcelファイルだけで3MByte以上あります。この時点でメールでの授受は絶望的…。なので、必要な情報だけを記したXMLファイルでやり取りすることにしています。JAMAシートをCSVファイルでやり取りすることと同じです。

また、XMLファイルを編集するとExcelで読み込めなくなる可能性もありますので、他社に渡すのは避けた方がいいでしょう。また、偽造防止のためにPDFを保管するのはいいと思いますが、顧客へはXMLファイルでの提出が望ましいと思います。

AISは「複合化」という機能があり、複数の部品AISを集計して自動計算してくれます。JAMAシートではコピー&ペーストになりますが、JAMPでは専用のマクロで自動計算してくれます。これはXMLファイルで授受しないとできません。

…と書くと聞こえはいいですが、読み込みが非常に遅い。複合化処理も非常に遅い。一概には言えませんが、PCのマザーボードのAISを作るとすれば、1時間ぐらいかかるのではないでしょうか?

しかも、XMLファイルに出力しても部品点数が多ければ数MByteぐらいになることも十分あります(そのため、「単純化」という機能もありますが、ここでは割愛します)。

遅いのは、残念ながらどうしようもありません。大手企業もそんなことは当然分かっているわけで、金にものを言わせて自社独自のAIS管理システムを作っている最中でしょう。一番負担がかかるのは、原部品(サプライチェーンで最初に販売される部品)のAISをつくる部品・材料メーカとMSDSplusを作る調剤メーカですね…。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010-9-7 10:34
色々経験しました 
腸内環境が良くなるのを待つしか無いのか?

ここに行き着いちゃうと、待の姿勢にになっちゃうので、上役に何の教育も出来なくなってしまう。

でも、わあわあ言うと煙たがられての悪循環になりそう。

REACHで日本の企業が挙げられるのが一番手っ取り早いか。

サンダルの話、ソニーの話が良いと思うんですが。
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