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返信する: 化学物質情報収集
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- Re: ド素人にご教授ください
- 投稿者: ぺんたろう 投稿日時: 2013-10-31 10:31
- ・閾値
法令で定められていない物質に閾値はないでしょう。 基準となる値がなければ閾値を定められません。 この場合の基準値は法令で定められている値になります。 (RoHSやREACH等) その値を基準に何かを判断するのが閾値なので、どの法令にも定められていない物質に閾値というのはありえません。
世界中のどの法令にも規制されていない物質があるかないかまでは私もわかりませんが、質問者様の業界の一般的な法令のみ頭にいれておけば問題はないと思われます。 (空調家電関連ということですので、RoHS、REACH等でまずは問題無いかと思います。)
・リードタイム 弊社が取引しているメーカーさん(代理店経由含む)ではJGPやAISの調査に大体1.5~2ヶ月ぐらい掛かると言われることが多いです。 (実際はそんな掛からなかったり、もっと掛かったりまちまちです。) +集計ですので調査量によりますが大体2?2.5ヶ月ぐらいかかるとまず最初に回答しています。 遅いといわれてもメーカーさんがそういっているので、それぐらい掛かるとしか言えないと言っています。
・情報料 標準的なフォーマットであればその名目で料金が発生するのは難しいかと思います。 (REACH条文には消費者からの要求に無償で提供となっているので。) 私はJGPやAIS調査を主にしていますが、その場合は無償でやっています。
独自フォーマット(独自基準)であればその企業が法令を超えて独自に設定している基準なので、その企業が投資すべき内容だと思われます。 今HOTな環境関連の調査だからもちろん無償でしょとかいうお方もいますが、それならば法令を遵守できていればOKで、その調査はAISで事たりますよね。 お宅の独自基準を調査するのになんで無償とかあたりまえのようにいえるのだろうといつも思っています。 まぁ弊社の場合、独自基準で調査依頼しても保証してくれるメーカーさんはなかなかいないので、ほとんど調査不可で回答していますが。
質問者様が受けている内容がAISの物質リストに全て記載されているのであれば、AISで調査できますので場合はもちろん無償の範囲と言えると思います。 ただその場合はAISフォーマットでの提出でOKになるようにどうにかお願いした方が無難だと思われます。 AISで調査不可の場合はその独自基準をメーカーさんに投げないといけなくなりますが、この場合はどういう形でとるかは別として有償でもいいかと思われます。 というより無償では調査不可というメーカーさんが多くなるかと思います。 (特に海外メーカーはAISやJGPですら無理といってくるとこ多いですし。)
私もお金産まないのになにちんたらやっているのと言われていますが、「お金を産ませていないのは営業でしょ?この名目じゃなくて管理費に乗せて見積しておけばよかっただけじゃないの?こんな業務しらなかった?RoHSやREAHCにかぎらず最初から顧客の調達基準云々って話はもらってるじゃん、何いっているの?ばかなの?」と言い返しますよ。 要はお金が発生しない業務ではなく、製品価格に乗っけていないなら営業がお金をもらっていないだけで、営業が最初から無償サービスとして提供しているだけですよと発想の転換。
どんぐりさんもおっしゃっていますが、調査できていないものの保証はダメ絶対です。 もし圧力が酷いようであれば社長に報告しましょう、「調査が完了しておらず保証できない状態にあるのに、構わないから非含有の保証書を作れと要求してくる人がいます」と。 あやふやな状態で保証書を出して、後に含有が発覚した場合は実状がどうであれ会社が虚偽の報告をしたということになります。
少し気になるのですが、私の場合JGPやAISですら結構回答不可のメーカーが多くましてや独自フォーマットとか、、、という感じなのですが、今回の依頼元では調査が完了したその独自フォーマットが結構集まっているという感じなのでしょうか?
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