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ド素人にご教授ください

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 .5 .6 | 投稿日時 2013-10-30 10:54
ゲスト 
私の会社は空調家電関連の部品メーカで、8月末に突然環境負荷物質関連の調査業務担当者に任命されました
右も左もわからずRoSH?水銀?痛い痛い病だっけ?怖いなぁ程度の知識から死ぬ気で勉強し、やっとRoSH、REACH、バイオサイド規制ぐらいなら何となく解るようになったのかな?と思っています

日々周囲から、非含有宣言書?お金にならないのに何故やってるの?
でも出さないとお客買ってくれないんでしょ?さっさと出してよ
調査?しなくていいから宣言書だせよ、もし含有があったら?それはお前の責任だろ?なにいってんの?
と言われながら仕事をしています

最近某地球にやさしい(取引先には厳しい)メーカーさんより、メーカーオリジナルの含有物質群(100種ぐらい)の調査を依頼されました
依頼内容を確認するとメーカーオリジナルのフォーマットが送られており「含有がある場合、含有がある部品毎に含有量を報告すること」とのこと、そして閾値がどこにも明記されていません・・・

RoSHなら均質材料に対して0.1wt%(カドミ以外)や、SVHCなら成形品に対して0.1wt%等々あるのでしょうが、閾値なしっていくつまで報告すればいいの?と営業経由でお客様に問い合わせると
・含有無し:含有が0場合
・含有有り:含有が0でない場合
・非意図的含有でも含有は有るとする
と言うお言葉

非意図的含有でもダメで閾値がないなら、自然界において含有無しってあり得るのでしょうか?
その条件だと各材料業者さんに、使ってる計測器の測定限界を聞いて、その限界値を最大含有量で答えるが正しいのでしょうか?
また、うちの製品一つに対して100近い部品を使っており、納入製品も100種を超えます
1部品(1材料)に対し、100種の物質群の測定下限値を入力し、100部品の製品が100種類・・・
客のフォーマットに100万以上のセルを埋めろと?(ご丁寧にコピペ不可)

いかんせん、この手の業務の経験が乏しくもしかして暗黙のルールで閾値を明言していない場合は、閾値はREACH規格に基づくなどの業界ルールがあるのでしょうか?
但し書きで「閾値は?とする」と一文いれればいいのですが、フォーマットに備考欄などはなく、フォーマット以外のデータは一切受け取らないとのこと
また、調査は10日以内にすること(私に届いた時点ですでに3日経過)となっており、世間一般的?なSVHCですら45日もあるのに1企業が勝手に指定した物質の調査が10日でできるものなのか?と混乱しております

普段から協力的な川上業者さんたちに丸投げするのも申し訳なく、展開する前に
・なにも閾値が指定されていない場合の暗黙の閾値ルールとかがあるのか?
・現実的な締切ってどれぐらい?
・厳密に閾値なく含有量を答えるなら膨大なコストがかかるけど、メーカーは1円も払わず川上に展開することって常識?
の三点を環境調査の先輩方に相談させください

宜しくお願いします
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2013-10-30 19:17
donguri 
要請内容は、絶対的な基準ではありません。
ただし、同じ立場のすべての仕入先が要請を実現したなかで1社だけ実現できなければ切られるしかありません。
結論としては、世間並みにならなければならないということです。
いま困っていらっしゃる内容が世間並みを越えているのであれば、おそらく回答を得られないのでやがて修正されるでしょう。

・閾値
閾値が指定如何に関わらず、川上からMSDSplusやAISなどの標準フォーマットで情報を入手して、情報を転記すればよいと思います。

・リードタイム
過去に調査している範囲と10日間で調査できた範囲を合わせて回答すればよいのでは?

・情報料
某S社のデータ提供は、標準フォーマットは無料、独自フォーマットは有料だったように記憶してます。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013-10-30 19:20
donguri 
注意:ゼロであることがわかっていないものについて、ゼロの回答をしてはいけません。
投票数:1 平均点:0.00
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013-10-31 10:31
ぺんたろう 
・閾値
法令で定められていない物質に閾値はないでしょう。
基準となる値がなければ閾値を定められません。
この場合の基準値は法令で定められている値になります。
(RoHSやREACH等)
その値を基準に何かを判断するのが閾値なので、どの法令にも定められていない物質に閾値というのはありえません。

世界中のどの法令にも規制されていない物質があるかないかまでは私もわかりませんが、質問者様の業界の一般的な法令のみ頭にいれておけば問題はないと思われます。
(空調家電関連ということですので、RoHS、REACH等でまずは問題無いかと思います。)


・リードタイム
弊社が取引しているメーカーさん(代理店経由含む)ではJGPやAISの調査に大体1.5~2ヶ月ぐらい掛かると言われることが多いです。
(実際はそんな掛からなかったり、もっと掛かったりまちまちです。)
+集計ですので調査量によりますが大体2?2.5ヶ月ぐらいかかるとまず最初に回答しています。
遅いといわれてもメーカーさんがそういっているので、それぐらい掛かるとしか言えないと言っています。


・情報料
標準的なフォーマットであればその名目で料金が発生するのは難しいかと思います。
(REACH条文には消費者からの要求に無償で提供となっているので。)
私はJGPやAIS調査を主にしていますが、その場合は無償でやっています。

独自フォーマット(独自基準)であればその企業が法令を超えて独自に設定している基準なので、その企業が投資すべき内容だと思われます。
今HOTな環境関連の調査だからもちろん無償でしょとかいうお方もいますが、それならば法令を遵守できていればOKで、その調査はAISで事たりますよね。
お宅の独自基準を調査するのになんで無償とかあたりまえのようにいえるのだろうといつも思っています。
まぁ弊社の場合、独自基準で調査依頼しても保証してくれるメーカーさんはなかなかいないので、ほとんど調査不可で回答していますが。

質問者様が受けている内容がAISの物質リストに全て記載されているのであれば、AISで調査できますので場合はもちろん無償の範囲と言えると思います。
ただその場合はAISフォーマットでの提出でOKになるようにどうにかお願いした方が無難だと思われます。
AISで調査不可の場合はその独自基準をメーカーさんに投げないといけなくなりますが、この場合はどういう形でとるかは別として有償でもいいかと思われます。
というより無償では調査不可というメーカーさんが多くなるかと思います。
(特に海外メーカーはAISやJGPですら無理といってくるとこ多いですし。)

私もお金産まないのになにちんたらやっているのと言われていますが、「お金を産ませていないのは営業でしょ?この名目じゃなくて管理費に乗せて見積しておけばよかっただけじゃないの?こんな業務しらなかった?RoHSやREAHCにかぎらず最初から顧客の調達基準云々って話はもらってるじゃん、何いっているの?ばかなの?」と言い返しますよ。
要はお金が発生しない業務ではなく、製品価格に乗っけていないなら営業がお金をもらっていないだけで、営業が最初から無償サービスとして提供しているだけですよと発想の転換。



どんぐりさんもおっしゃっていますが、調査できていないものの保証はダメ絶対です。
もし圧力が酷いようであれば社長に報告しましょう、「調査が完了しておらず保証できない状態にあるのに、構わないから非含有の保証書を作れと要求してくる人がいます」と。
あやふやな状態で保証書を出して、後に含有が発覚した場合は実状がどうであれ会社が虚偽の報告をしたということになります。


少し気になるのですが、私の場合JGPやAISですら結構回答不可のメーカーが多くましてや独自フォーマットとか、、、という感じなのですが、今回の依頼元では調査が完了したその独自フォーマットが結構集まっているという感じなのでしょうか?
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2013-10-31 12:02
ゲスト 
donguri様
ぺんたろう様

感動すら覚える的確な回答ありがとうございます
経験を積まれた諸先輩方々のご意見は、経験の浅い身としてはこれ以上心強いものはありません

客先オリジナルリストは、世界中の法令から継接ぎで作成されたものらしく、参考にされた法令は秘密だそうです・・・
客先的には取りあえず展開してみて、回答が集まらないor問題があったら、別途考えると言うスタンスの様ですが、弊社営業が中身も確認せず「対応可能だから宣言書をだします」と見栄を切った様です
営業からは「RoSHの保証書は前に出したから、宣言書提出は可能でしょ?」とのこと
RoSHもメーカーオリジナルも全部含有物の保証だから、同じだろ?と言う感覚です・・・
仮に含有があったら?と尋ねたら「もう引き下がれないから何とかして。それが技術部の仕事でしょ?」との事
敵は身内にあり・・・頭が痛いです(涙
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013-10-31 14:26
ぺんたろう様 
>仮に含有があったら?と尋ねたら「もう引き下がれないから何とかして。それが技術部の仕事でしょ?」との事
う?ん、この、、、、
ここはもしかして私と同じ会社かもシレナイ(白目)
まぁどこも似たり寄ったりという感じでしょうかw

私の場合は品証なのですが、これ言われた時は「OK。じゃあ海外メーカー品使うのやめようか。使うなら必要資料だしてくれるとこね。代理店や商社経由ならもちろん対応するとこ使ってね。え?webshop?ばかじゃない?あと日本のメーカーでも同じように対応するところね。探すのはおたくらの仕事でしょ?よく調べもしないで勝手にそういう条件で受けて関連部署に丸投げするからこういうことしなくちゃいけなくなるの。高くなるとかしらないよ。後から文句言わないでくれるかな?」という感じのことを言い続けました。
そのおかげか今では対応可能かどうか最初に聞いてきてくれるようになりつつあります。

まぁほんとに全て情報を入手しなくてはいけなくなった場合は最悪設計変更も必要なる可能性も伝えておきましょう。
だってそうしないと対応できないかもしれないわけですからね。
費用はその営業持ちでイインジャナイデスカネ。

>客先オリジナルリストは、世界中の法令から継接ぎで作成されたものらしく、参考にされた法令は秘密だそうです・・・
秘密とかいうあたりなんだか怪しいですね。
まぁ何かしらの根拠はある物質なのでしょうが、法令であれば公開されていますよね。
秘密にする必要性がまったくない。
そういうことされるとほんとに調査する必要があるの?すら思えます。

以前、規格の問題で日本でしか販売できない製品に対しEURoHSと中国RoHS、あとREACH調査をしろと言われましたが、それと同じにほいを感じます。


ところでその独自基準を求めてきているお客さんは完成品の販売しかしていないところでしょうか?
たとえば原部品に近いものを製造しているメーカーさんという立場がある会社ではないですか?
もし部品のメーカーでもある場合はそのメーカーの部品に対し、その独自基準で調査依頼を掛けてみると面白いかもしれませんよ。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013-10-31 17:02
EXAM 
donguriさんやぺんたろうさんが大体言っちゃってるけど
構わず私の意見を言ってみます!

・閾値について
私から言える事はありません。


・現実的な締め切りについて
私の経験上、10日で回収できる資料は殆ど無いと思います。
(RoHSやMSDSくらいでしょうか。)
100物質群だと、最低でも1ヶ月は掛かる気がします。
塩対応の川上業者だと、2-3ヶ月してやっと回答を出すところもあります。
(指定どおりに回答をくれる、神対応の業者様もおりますがw)

遅いとか、早くしろとか、いくら言われても川上業者から資料が貰えないんだから、出せる訳が無い!
って、言ってます。


・情報料について
よく聞くのが、日本人は情報と水にお金を出したがらない。

川上業者が無償で対応してくれるなら調査をし、有償になるなら顧客にお伺いを立てる。
有償と言われると、かなり妥協・諦めるところ多いです。
大手企業ほど、そういったお金の使い方にシビアらしいですよ。



まぁ、ぺんたろうさんの「製品価格にのっけてない??」
この発想はなかったw感動したwww

顧客には業者がやってくれないんすよ!と、言い
業者にはあの顧客が無茶な要求してくるんだよね・・・と、言ってます。

板挟みはほんとにキツイし、胃もやられちゃうので
適度に手を抜く、もっと気軽にやるのも大事だと思います。


共感しすぎて、何言ってるか分からなくなってきたw
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013-10-31 19:17
donguri 
>その条件だと各材料業者さんに、使ってる計測器の測定限界を聞いて、その限界値を最大含有量で答えるが正しいのでしょうか?

RoHS以外の物質は、測定値を得ることは困難です。
よって、川上企業に設計値を尋ねるのが正解です。
川上企業でわからなければ、川上企業からさらに川上企業に尋ねる連鎖を依頼するのがポイントです。

>メーカーオリジナルの含有物質群(100種ぐらい)
JIGを引き継いだIEC62474も物質群数は98?なので、数としては特に多いとは思いません。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013-11-1 10:43
TR_wada  長老   投稿数: 1141 オンライン
過去の経験になりますが、

『売価に付ける』という手法は車業界(IMDS/JAMAシート)ではNG扱いになってた気がします
『調査を行うという名目での値段交渉はしない』みたいな説明があった気がした……記憶曖昧
裏ワザ的に『材料を対応するモノに変えたら値段上がるんだけど(テヘ☆)』って方法が……図面に材料が特定されてると使えないけど
『相当材』とかだと可能……ただし、物性データを要求される可能性のある両刃の剣


私の扱っていた製品はほとんどがJIS金属だったので、『JIS材使ってるYO!』で調査OKな部分が多くて助かりましたが、基本的には『製造上の理論値を教えてください』って形で測定とかはしない方向にしないと、分析するとお金も時間もすごいかかってしまって結局は川中で負担するしかないって状況になってしまいかねません
依頼の出し方も要注意ですね
投票数:1 平均点:10.00
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