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- Re: Re: 経産省と産業界、化学物質情報を共有?統一システム開発へ
- 投稿者: 化学太郎 投稿日時: 2014-4-18 9:01
- 六連発のロシアンルーレットって随分簡略化しましたね。
6物質に限定なら実現性はあるかもしれません。ただし、 化学物質規制はROHSばかりではありません。ROHS 適用を受けるものは、かなりの範囲でREACHの規制も 受けます。国内製造だと化審法も適用対象になる。 旧JGPSSIの規格JIGが廃止になったのは、国際 化学物質規制に対応できなくなったのでIECに移行した 自ら話していますね。そのIECでも98物質群(半分は 物質)もありますし、例示物質を入れると600物質も あります。JAMPは約5500物質で、現在誰が100 %の不含有の保証ができるのでしょうね。これを全て分析 したらどれだけコストがかかるのでしょうね。
経産省は、JAMPよりも、かなり幅の広い化学物質規 制対応を求めているようです。例えば東南アジアの新規制 も取り込む方針の様ですね。実際はこの規制の選択式にな るので数千物質の不含有保障が必要となりますが、中小企 業や海外のサプライヤーが、今すぐどれだけ対応できます かね。いずれは不含有保証になるとしても、国内外の化学 物質レベルが今よりも上がって高い精度に移行するのには 時間がかかります。 今できない事を要求しても、本来あるべき方向がずれて 現実離れの展開になります。
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