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返信する: 化学物質情報収集
参照
- 「この化合物、含有してますか?」な調査の繰り返し
- 投稿者: T-MURAZO 投稿日時: 2010-2-9 20:47
- ここ最近、「有機スズ化合物」が製品(部品)に含有されていないか
調査の上報告せよ。大至急」と言う依頼が舞い込みました。
「有機スズ化合物とは何ぞや?」から始まる無知な私ですから、 一応「有機スズ化合物」の事を調べまくります。
出てくるワードは ・トリ有機スズ化合物 ・ジブチルスズ化合物 ・ジオクチルスズ化合物
…他にもあるのかも知れませんが、大凡ここにぶつかりました。 で、有機スズ化合物の危険性は昨日・今日に認められたようなものでは 無いと言う事も分かりました。
この時点で、対象メーカ約40社、約130部品に関して 「有機スズ化合物が含有されてますか?0.1mass%超えますか?」的な 依頼を懇願姿勢で流しました。
そこで疑問。
依頼を流して30分後に回答が届くメーカ。 あと1ヶ月待って欲しいと連絡が届いたメーカ。
後者の言う「1ヶ月」にどれだけの人と時間と労力が込められているのだろう・・・ 単に別件が忙しいから時間稼ぎか。 まじめに調査機関へヒアリングして、やっぱり1ヶ月掛かるのか。
聞くと、「初めて調査する化合物なので、時間が掛かります」との事。
この回答はある電子部品メーカの例です。 私の偏見かも知れませんが、電子部品メーカって結構 欧州規制に敏感で、先手先手で自前製品の物性を調査してて 整備されてるのかなぁ?と思っていました。
ちなみに、今回の「有機スズ化合物」の危険性が認知され始めたのは 2001?2002年頃。。。って書いてるHPがありました(他力本願) 現在は2010年。 1つの製品(部品)はどんな構成で成り立っているのかを 把握するってのは、本当に難しい事なのだなぁと思いました。
これからも「この化合物、含有してますか?」的な調査は 無くならないモンでしょうか?(疲)
皆さん、どのようにこなしているのか興味深いです。
※調査依頼を出す為に、今日5時間掛かりました。 1.対象部品をリストアップ 1h 2.メーカ毎に回答フォーム(EXEL)作成 2h 3.メーカ毎にメールで連絡 1h 4.3と平行して問合せに対する受け答え 1h
また、「こんな調査依頼の仕方はひどくね?」と言う声も聞きたいです。 やっちゃいけない依頼は絶対にしたくないです。 過去、私がされて眩暈がした例。
・過去20年間に納入した製品「全て」に対し、○○化合物が 含有されている部品を報告して下さい。
…過去20年て…まだ小学生やん、自分。。。みたいな。
すいません、なんか独り言っぽくなってしまいましたm(_ _)m
以上
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