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- Re: ステンレス表面処理(酸化着色)について
- 投稿者: ゲスト 投稿日時: 2016-6-14 15:15
- お世話になります。
> 手に入ったのは多分『処理溶液のSDS』で、欲しいのは『生成された被膜成分』だけどもらえなかったって状態だと思います そういうことはよくありますね。 溶剤系塗料とかだと、溶剤分だけ抜いて塗膜状態のJAMAシート用成分をこしらえることは ありがちですが、2液とかの反応系だったり、表面処理を薬剤成分から最終製品状態の成分を 知識のない下流側でデータ作成するのは非常に危険でお勧めしません。 しかもIMDS情報をSDS情報を頼りにというのは、なおさらいろいろな危険が高いですね。 (対象物質とか閾値とか・・・・)
でも、上流側企業のほうが大手である場合も多く、しかも表面処理とか特殊性・専門性の高い 材料だったりとかもあると、中々、最終製品状態の成分で出して欲しいとかも強くはいいずらくて・・・。 (過去によく言われたことあるのは、「納入した先でどのように扱われるかは想定できないし こちらからは納入(出荷)状態の成分しか出せません」という返事。でも本当のこというと そういうメーカー側は、反応後だったり処理後だったりの製品状態でどういった組成成分に なっているかということを想定して原料配合とかを調整してるはずで、しかもこういう機能や特性を 持つので、おたくの製品に最適にマッチしますよ、みたいに言って売り込んでくるので、製品状態の 組成成分はわかないわけないはずだけれど・・・。)
で、結局は、化学物質の知識に上しい川中企業が、リスクを負いながら自社で成分データを 作って下流側で流すということに・・・。
> ISO 1043-4(樹脂-難燃剤の金属酸化物)に限定した物質なので、塗装以外の葉面処理に適用するのはちょっとキビシイですね…… 言葉足らずですいません、私も今回のケースにこれが使用できると言っているのではなく 「難燃剤として使用される・・・であれば、・・・というのがありますが・・・。」として 今回のケースでは具合のいい疑似物質は見当たらいということが言いたかったです。 (もう少し、疑似物質の種類を増やして欲しいとIMDSに言いたいところですが、 そうするとGADSL該当物質まで疑似物質で置きかえられる危険性を危惧して 増やさないのだと思いますが・・・。当然よく調べずにそれで逃げようと言う考えが 広まる可能性もあるし・・・。今回だって、成分表入手できないからと使ってしまいそうで。)
> 実はそのBlack Oxide Coatingsの分類は7.2なんですよ この場合は、分類よりも「Black Oxide」という部分である程度範囲をせばめて特定しているので それでいいと思いますが、単に「Coating」だけの場合は、本当に7.2でよいかが はっきりしない場合は、「other」のようなほうを選択することもまずいとは言い切れない かもしれません。
以上、すいません、反論するつもりはありません。こういった判断の難しさや危険性の面をとっても、 こういう場合に困るのはだいたい川中だということが一番いいたいだけで・・・。 JAMAシートで上流から入手して、JAMAシートで下流へ回答する、ということができれば一番よい。 (そもそも90%の成分開示というのは自動車だけの話しで、JAMPなどは、 管理対象物質が入っているかいないかで、入っていなければ100%非開示でよい。)
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