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参照
- Re: Re: ストックホルム条約第 12 回締約国会議(COP12)の結果
- 投稿者: ゲスト 投稿日時: 2025-10-3 17:41
- chatGPTで”LCCP中のMCCPが3%”というネタの根拠が何なのかというのを尋ねたところ、
>中国の塩素アルカリ工業協会(CCAIA)は、製品中のMCCP含有率が約3%であり、LCCP中のMCCP含有率を削減することが難しいと報告しています。
という一文が残留性有機汚染物質検討委員会第19回会合報告書に載っているようで、それが独り歩きしてるっぽいらしいです。
単純にどこぞの団体が「これぐらいは含有してるよ」という一つの知見として出しただけで、何の法的根拠もないのに勝手に閾値化するとかホント迷惑。
ちなみに同じ報告書で
>MCCP REACHコンソーシアム(2023)は、LCCP REACH登録者に対する最近の調査に基づき、LCCP市販製品(EC No. 264-150-0)のほとんどにはC14-17クロロアルカンが0.1%以上含まれていないと認識していると述べています。さらに、 C14-17クロロアルカンが0.1%以上含まれる可能性のあるLCCP製品はごくわずかですが、市場に出回っているLCCP製品全体/トン数からするとごくわずかです。
>JAPIA(2023)は、日本の流体メーカーから、LCCPに不純物として含まれるMCCPの量は1%を超えてはならないという情報を得たと報告しています。
という記事もあり、一番厳しい0.1%が閾値になってくる可能性もあるみたい。
化審法での決着がまだどのあたりに来るのかわからない中で、日本企業としてどう動くかはまだこれからだと思うのに、気が早い人がホント多いよね。
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