Re: フタル酸エステル類のスクリーングできる機器

主なフタル酸エステル類分析方法
１）溶剤抽出GC/MS
２）Py-GC/MS
３）APCI-MS
４）FT-IR

１）２）３）４）の順に正確であるが時間がかかる。
４）３）２）１）の順に簡便であるが正確性に欠ける。

１）２）は　IEC62321-8の公定法で認められている。

３）４）の結果は外部（顧客等）で認められない可能性があります。
→　自社の品質管理としては使える

日立ハイテクサイエンスHM1000A　は　３）
島津製Py-Screener Ver.2　　　　は　２）
だと思います。

調査頻度が少ないのであれば自社で分析せずに外部検査機関に
依頼する方がコスト的に安いでしょう。

プラスチックの可塑剤に使用していないことが明らかであれば無駄な分析はせずに
ＳＤＳ等から非含有を宣言するのもひとつの方法かと思います。