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単純な部品構成の場合でのAIS

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 .5 .6 .7 .8 .9 | 投稿日時 2012-5-21 15:48
P.T 
川下企業からREACH規則で近く調査するかも知れないから宜しく
と連絡があり、色々下調べしたところ事前の準備が重要であることに
気づき規則の調査を始めました。

JAMP AISについては
認可物質に該当する場合の例は情報がいろいろと
見つかりますが、そうでない場合の例を見つけられません。

極端な例ですが、鉄ネジと鉄ナットを組み合わせたアーティクル
を仕入れて、売る商社があったとします。

1)この場合でも、商社はメーカーに対して当該アーティクルについての
 AISを要求して川下に伝達しなければならないと考えて良いでしょうか。

2)AISは完全な部品表のようなものだ、という解釈で宜しいでしょうか。

3)AIS複合化プロセスの単純化を実施することによって、調査要求者の
 手元にデータが渡る前に当該アーティクルは消滅するのでしょうか。

まだ訊き方に不安がある段階ではありますが、皆さんの知見をご教示ください。
投票数:1 平均点:0.00
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012-5-21 16:50
TR_wada  長老   投稿数: 1193 オンライン
要申告物質が無い場合は

親部品-子部品-材料分類-質量(以後空欄)

といった感じの記載で、材料の質量合計が製品重量に適合してれば問題無いかと思います


詳しい人フォローきぼんぬ


1)できれば川上に依頼して情報を取得し、川下へ情報提供するのが正解かと思いますが、川上が対応できない場合は必要情報を取得して作成する必要があるかと思います

2)部品(数量)-材料(質量)までは必要かと

3)2)の条件から、データが消え去るワケではなさそうです。総重量が計算上ズレてしまうので
投票数:0 平均点:0.00
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012-5-21 17:57
totto 
回答になっていませんが、
MSDSplus、AIS事例集 (2010年5月20日公開版) があります。

http://www.jamp-info.com/ais

パナソニックのe-learningも参考になりました。

http://panasonic.co.jp/eco/e-learning/

AISは部品表の構成材料の化学物質を調査し、申告が必要な化学物質を報告するだけなので、要申告物質が無い場合は TR_Wada さんのご指摘の通りの 親部品-子部品-材料分類-質量(以後空欄) になりますよネ!


鉄ネジと鉄ナットの場合はメッキがされているか否かがポイントです。

一度、作成すると次からはそれほど苦にならないので、頑張って下さい。
投票数:3 平均点:10.00
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012-5-21 23:16
J.M. 
1)この場合でも、商社はメーカーに対して当該アーティクルについての AISを要求して川下に伝達しなければならないと考えて良いでしょうか。

⇒JAMPは業界活動であり、法的権限を持っているわけではありません。御社のビジネス視点でご判断下さい。

2)AISは完全な部品表のようなものだ、という解釈で宜しいでしょうか。

⇒基本的には全部品をもれなく書くようになっています。でも誰かがチェックしているわけではないし、人間がやることには・・・。何を言いたいのか分かりますよね?

3)AIS複合化プロセスの単純化を実施することによって、調査要求者の 手元にデータが渡る前に当該アーティクルは消滅するのでしょうか。

⇒単純化は、報告物質がない材質の行を削除し、容量を軽くするための機能です。xmlファイルといえども、数百点もの部品となれば数Mbyteの容量になります。それを少しでも減らすため、無駄を省こうという考えです。
でも、かえって流通の妨げになるとして、Ver4.0ではこの機能が削除されました。

間違ってたら済みません・・・。
投票数:6 平均点:0.00
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012-5-22 10:11
P.T 
ご回答ありがとうございます。

全部品を記載とはやってくれましたね。
ものすごい手間じゃないですか・・・
ええ、記載する部品については適宜「調整」するのですねわかります

弊社では制御盤を製造していますが、客先によって全部寸法も回路も違います。
外注工場がごく小さな家内製手工業ですし、
そんなところに配線何ミリが何本で鉄板の質量が何グラムで
塗幕厚さが何ミクロンで・・・
などとBOM作成を本当にやってくれるのかはなはだ疑問です。

とりあえず、調査に備えてアドバイスしつつ
日頃からBOMを準備させておかないといけないですね。
投票数:2 平均点:0.00
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012-5-22 10:41
TR_wada  長老   投稿数: 1193 オンライン
この手の報告ってそんな感じですよ←BOM準備


ところで電子回路とかの場合って、同じ系統のサイズが多少違うような部品(チップ抵抗とかチップコンデンサとかリード線とか)が大量にあって部品単位での入力が超ウザいことになると思うんですが、コレをまとめて1個の部品として扱うのってアリなんですかね?

抵抗A(0.1g)*10+抵抗B(0.2g)*5+抵抗C(0.05g)*2→抵抗(2.1g)*1

みたいな
材料構成と成分構成が同じだったら、同じ情報を何回も記述するの手間なんで……ついでに総重量がウソついてなかったら良いような……
投票数:3 平均点:10.00
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012-5-22 14:27
EXAM 
小さい町工場や海外のメーカーでは、
JAMP?AIS?何ソレオイシイノ?何デソンナ事ヤラナキャイケナイノ?
と、言われる事は多いです。

私は以前、中国のとあるメーカーに依頼しましたが
RoHSとREACHの資料しか入手することが出来なかったので
備考欄にこの資料しか貰えません・・・って、書いて納得してもらいました。


>材料構成と成分構成が同じだったら、同じ情報を何回も記述するの手間なんで・・・
私は別に良いんじゃないかとは思うんですが、ちゃんと入力してくれと注意された事がw
手間が掛かっても二度手間よりはマシかと思います。
たまに、データをガッツりチェックするお方がいるので、ご注意下さい。
投票数:0 平均点:0.00
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2012-5-22 14:40
TR_wada  長老   投稿数: 1193 オンライン
>ちゃんと入力してくれと注意された事が

マ ジ デ ! ?
部品数百点にのぼる基盤とか入力する気が失せますな
初入力対応ってコトでお茶を濁すか納期に余裕もらうかしないとだな……
投票数:1 平均点:0.00
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012-5-24 9:57
P.T 
うわ
REACH規則対応するので以後宜しくって川上に連絡しておいたら、
今日材料価格高騰が云々で値上げしますって見積りが来た。

時期的に単価変更とかあやしすぎる。

これ絶対REACHがらみだよね、
川下が大手だから値上げなんて言えるわけないのに・・・

そもそもこれって無償対応だったはずだよね?
投票数:0 平均点:0.00
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2012-5-24 10:39
TR_wada  長老   投稿数: 1193 オンライン
一口に『REACH規則対応』って言ってもいくつかの傾向があるとか思います
とりあえず即思いつくのは二点

・REACH規制『報告』対応
・REACH規制対応『材料』へ移行

前者の場合は報告工数の増加のみで、原則として無償対応をお願いしています(法規対応+品質保証関係と言えるかな?)

後者の場合は材料変更を伴うため、同等性能を維持するために特殊な材料を使ったりします(→材料価格が上がる可能性)
ただし、規制対応するために材質変更を行う前に『ホントに同等性能が確保できるの?』といった試験は必要かと思います
もちろん川下企業に『同等性能確保できたよ→なので規制対応材料に変更するね』って報告も必要ですよね?
その前提があって初めて『値段交渉』ってハナシになると思うんですが……


他に価格上昇としては、純粋に『含有成分(原材料)の値上がり』ってことが考えられます
ただ、このケースの場合はそこらじゅうの同系統の部品メーカーが一斉に言い出すハズなんですよね(同じ原材料使ってるなら当然ですよね?)


もし、材料価格高騰ってハナシならどの成分?って聞いてみるのも手かもしれません(同業他社の動きを見たりとか)
手元の情報(構成成分情報)が充実してくると聞かなくてもある程度わかるんですが……
部品/材料調達(購買)部門に動いてもらうのが良いと思います
銭のハナシは実際に銭を動かす部門と上長判断に委ねるのが良いかと
『購入元(サプライヤー)→購買(社内)→営業(社内)→納入先(OEM)』って流れがありますから、流れの途中で値上がりにokが出ない箇所があった場合、御社の売り上げが減りますね


含有物質報告業務は『法規適合証明』の一環と考えてもらって無償対応をお願いしているのが現状と思います(どの業界でも)
ただ、『やって』だけじゃなく、そういった説明やら説得やらは必要かと
『ウチも無料対応やねん』『上も払う気無いしー』『法律があるから対応しないといかんでしょ』とか

それでも『金出ないならやらん』というなら、最終手段としてはサプライヤー変えちゃえって考え方もアリかと
投票数:7 平均点:1.43
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2012-5-25 17:44
P.T 
値上げの話はひともんちゃくして、なかったことに。
>REACH規制対応『材料』へ移行
を教えてもらったのでそのあたりをつついてみたところ、
結局規則対応にあたっての部材の変更などはなかったようです。

仕入先も隙を見せるとすぐ値上げ交渉してくるので油断なりません(汗

AIS事例集は結構参考になりましたが、
やっぱり上流のAISだけあって精度が高いこと。

下流のセットメーカーにもなってくると、総重量と合わなくなって
きそうですが製品の総重量±10%程度なら許容してもらえるの
でしょうか・・・どこかのPDFに10%なんたらって書いてあったような。

まだ運用開始前なのでどうなるか分かりませんが、
一旦誤差を指摘されたら面倒なことになりそうな気がします・・・
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012-5-26 20:32
J.M. 
JAMPには材質総重量と製品重量の縛りはなかったと思います。

材質総重量が製品重量を超えていたら警告が出ます。あくまで"警告"ですが。

あくまでも"JAMP"の話ですけどね。お客さんが制限を設けることも考えられます。その是非については???です。
投票数:0 平均点:0.00
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012-6-1 16:40
P.T 
おおよそ、全体が見えてきました。
なんだかだいぶ分かってきたような気持ちになってきました。

川下に質問しても、担当者がぐぬぬ、その場合は・・・と
困るシーンが増えてきたので、もういぢめないであげようかな
とか思ったりします。とか言ってみたり。
投票数:2 平均点:0.00
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