セミコンポーネント
- このフォーラムに新規トピックを投稿できます
- このフォーラムではゲスト投稿が許可されています
セミコンポーネント
msg# 1
gardenfan
セミコンポーネントのJAMAシートの要求があるのですが、重量のの単位をg/?にするにはどうすれば良いのでしょうか?
また公的規格がISO2076なのですが、ポリエステル繊維をPES-Fibre、材料分類を5.5.2とすると
「表面処理識別、材料名称、材料規格、材料コード、材料記号、VDA材料分類の組み合わせがリストの値と合致しません」のエラーが出て、何を訂正すれば良いのか分かりません。
また公的規格がISO2076なのですが、ポリエステル繊維をPES-Fibre、材料分類を5.5.2とすると
「表面処理識別、材料名称、材料規格、材料コード、材料記号、VDA材料分類の組み合わせがリストの値と合致しません」のエラーが出て、何を訂正すれば良いのか分かりません。
投票数:3
平均点:6.67
返信する
Re: セミコンポーネント
msg# 1.1
TR_wada
投稿数: 1193
オンライン
同じ内容の投稿が二つありましたので、片方削除させていただきました。
○JAMAシート上でのセミコンポーネントの扱い
JAMAシート上ではIMDSのような扱いができません。
例:材料-材料という構成ができない 等
この場合、質量1g/数量1個の部品として扱って、材料を付けてみてください。
そして、報告時に『面積辺りの質量(g/mm^2)』を報告しておけば、面積
から計算できると思います。または『体積辺りの質量(g/mm^3)』で。
○JAMAシート上の材料
JAMAシートでは、外部リストにある組み合わせ以外は使用できません。
手入力の場合、ほぼ確実にリストと一致が取れないため、エラーの原因となります。この辺りIMDSでは自由入力となるので、JAMAシートへの置換えは面倒です。
この場合、VDA材料分類5.5.xがJAMAシート上で存在していないので、他のVDA材料分類に置き換えなければなりません。
とりあえず5.1系でしょうか?
PESがPESUと同じであれば、材料記号:PESUで検索すれば該当材料が出てくるかと思います。
あとは、化学物質をぶら下げていけば良いでしょう。
このようなケースの場合、材料規格や、想定していたVDA材料分類で該当材料が検索できない場合、材料記号か材料名称(日本語)での検索をお勧めします。
……と、いった感じでお悩み解決の糸口になりますでしょうか?
○JAMAシート上でのセミコンポーネントの扱い
JAMAシート上ではIMDSのような扱いができません。
例:材料-材料という構成ができない 等
この場合、質量1g/数量1個の部品として扱って、材料を付けてみてください。
そして、報告時に『面積辺りの質量(g/mm^2)』を報告しておけば、面積
から計算できると思います。または『体積辺りの質量(g/mm^3)』で。
○JAMAシート上の材料
JAMAシートでは、外部リストにある組み合わせ以外は使用できません。
手入力の場合、ほぼ確実にリストと一致が取れないため、エラーの原因となります。この辺りIMDSでは自由入力となるので、JAMAシートへの置換えは面倒です。
この場合、VDA材料分類5.5.xがJAMAシート上で存在していないので、他のVDA材料分類に置き換えなければなりません。
とりあえず5.1系でしょうか?
PESがPESUと同じであれば、材料記号:PESUで検索すれば該当材料が出てくるかと思います。
あとは、化学物質をぶら下げていけば良いでしょう。
このようなケースの場合、材料規格や、想定していたVDA材料分類で該当材料が検索できない場合、材料記号か材料名称(日本語)での検索をお勧めします。
……と、いった感じでお悩み解決の糸口になりますでしょうか?
投票数:1
平均点:10.00
返信する
Re: セミコンポーネント
msg# 1.2
TR_wada
投稿数: 1193
オンライン
補足です。
IMDS上では、
コンポーネント>セミコンポーネント>材料>化学物質
という階層構造があります。コレはデータの形式で区切られています。
JAMAシートでは
製品>部品>材料>化学物質
という感じになっています。コレはJAMAシートの左から順番に並んでいます。
コンポーネント=部品と見た場合、そもそもセミコンポーネントという区分けがJAMAシートにはありません。
私の場合、以下のような考え方をします。
IMDS上では、材料をセミコンポーネントにぶら下げる場合、『含有率』で指定します。
セミコンポーネントに複数の材料がぶら下がる場合には『材料A:
60%+材料B:40%』といった感じになりますよね?
質量は変動しますが、割合は固定になりますので、『セミコンポーネント=材料』とみなします。
セミコンポーネントの下に複数の材料がある場合は、その含有率を掛け算してやって、1レベルの材料としてしまえれば一番楽かと思います。その材料を何g使用しているか指定すればよくなるので。
すいません。解りにくいですね。
ISO2076は人工繊維関係の規格ですかね?
IMDSやJAMAシートでは、基本的に『材質(構成物質)を特定できる規格』を基準に考えると良いと思います。
なので、樹脂関係はほとんどISO1043だけでなんとかなっちゃいます……と、言いますか、JAMAシート(外部リスト)に登録されている樹脂材料がほとんどISO1043なんですよ。
IMDS上では、
コンポーネント>セミコンポーネント>材料>化学物質
という階層構造があります。コレはデータの形式で区切られています。
JAMAシートでは
製品>部品>材料>化学物質
という感じになっています。コレはJAMAシートの左から順番に並んでいます。
コンポーネント=部品と見た場合、そもそもセミコンポーネントという区分けがJAMAシートにはありません。
私の場合、以下のような考え方をします。
IMDS上では、材料をセミコンポーネントにぶら下げる場合、『含有率』で指定します。
セミコンポーネントに複数の材料がぶら下がる場合には『材料A:
60%+材料B:40%』といった感じになりますよね?
質量は変動しますが、割合は固定になりますので、『セミコンポーネント=材料』とみなします。
セミコンポーネントの下に複数の材料がある場合は、その含有率を掛け算してやって、1レベルの材料としてしまえれば一番楽かと思います。その材料を何g使用しているか指定すればよくなるので。
すいません。解りにくいですね。
ISO2076は人工繊維関係の規格ですかね?
IMDSやJAMAシートでは、基本的に『材質(構成物質)を特定できる規格』を基準に考えると良いと思います。
なので、樹脂関係はほとんどISO1043だけでなんとかなっちゃいます……と、言いますか、JAMAシート(外部リスト)に登録されている樹脂材料がほとんどISO1043なんですよ。
投票数:1
平均点:10.00
返信する
Re: セミコンポーネント
msg# 1.2.1
gardenfan
TR_Wada様
分かりやすい説明ありがとうございました。
・g/平方メートルの単位は取り扱っていない。(報告するときに別途説明が要る)
・セミコンポーネントの概念が無い。
・材料分類5.5.2のデータは無い。
・ISO2076(人造繊維)やISO6938(天然繊維)には対応していない。(材料組成の規格ではないため)
繊維の原反の場合は、JAMAシートの報告を断りIMDS入力に統一した方が良さそうですね。
分かりやすい説明ありがとうございました。
・g/平方メートルの単位は取り扱っていない。(報告するときに別途説明が要る)
・セミコンポーネントの概念が無い。
・材料分類5.5.2のデータは無い。
・ISO2076(人造繊維)やISO6938(天然繊維)には対応していない。(材料組成の規格ではないため)
繊維の原反の場合は、JAMAシートの報告を断りIMDS入力に統一した方が良さそうですね。
投票数:1
平均点:0.00
返信する
Re: セミコンポーネント
msg# 1.3
TR_wada
投稿数: 1193
オンライン
対自動車業界限定であればそれで問題無いと思います←IMDSに統一
ですが、少々問題がありまして、チェックの内容(各自動車メーカー毎にあります)によってはJAMAシートに準拠していないデータの修正を依頼される場合があります。私が合成繊維系の材料を扱ったことが無いので、本当にこういった案件が発生するかは不明なのですが。
gardenfanさんの会社がどのレベルのサプライヤーとして位置しているのかはわかりませんが、原反であれば加工業者が入ると思いますので、二次サプライヤーよりも源流に近い企業と推測します。より下流の企業がどの業種に出荷を行っているのかの情報はありますでしょうか?
昨今の状況ですと、例えば建機業界への情報提供もJAMAシートで行われます。IMDSは自動車業界で使用されているシステムであり、建機業界では使用されていません(そのため類似システムとしてJAMAシートが採用されていると思われます)
つまり、『IMDSで報告できない』または『JAMAシート基準での情報入力(修正)を依頼される』可能性があるということです。非常に面倒ですが。
一つの手段としては、
▼JAMAシート配布場所(JAPIA)
http://www.japia.or.jp/work/2009/09/jamajapia.html
の
(8) 外部リスト追加申請書
で、お望みの材料を申請することが可能です。
外部リストに登録されれば使用可能になります(多分反映されるのは毎年6月ぐらいだと思いますが……)
『無ければ作れば良い』という考え方ですね。
ただし、申請すれば必ず登録されるわけではないと思われます。JAPIAがなんらかの意図を持って『樹脂はISO1043で統一する』としている場合は追加は難しいと思われます。逆に『今までそういった申請が無かった』ということでしたらホイホイ追加されるでしょう。
どちらかと言うと、最大の障壁は『JAPIA会員以外の申請は受理されるのか?』といったところな気もします。JAPIAの会員って材料メーカーも入ってたっけ?会員以外の申請がダメな場合は会員企業まで申請を連絡して、それを提出してもらって……めんどくさ。
ですが、少々問題がありまして、チェックの内容(各自動車メーカー毎にあります)によってはJAMAシートに準拠していないデータの修正を依頼される場合があります。私が合成繊維系の材料を扱ったことが無いので、本当にこういった案件が発生するかは不明なのですが。
gardenfanさんの会社がどのレベルのサプライヤーとして位置しているのかはわかりませんが、原反であれば加工業者が入ると思いますので、二次サプライヤーよりも源流に近い企業と推測します。より下流の企業がどの業種に出荷を行っているのかの情報はありますでしょうか?
昨今の状況ですと、例えば建機業界への情報提供もJAMAシートで行われます。IMDSは自動車業界で使用されているシステムであり、建機業界では使用されていません(そのため類似システムとしてJAMAシートが採用されていると思われます)
つまり、『IMDSで報告できない』または『JAMAシート基準での情報入力(修正)を依頼される』可能性があるということです。非常に面倒ですが。
一つの手段としては、
▼JAMAシート配布場所(JAPIA)
http://www.japia.or.jp/work/2009/09/jamajapia.html
の
(8) 外部リスト追加申請書
で、お望みの材料を申請することが可能です。
外部リストに登録されれば使用可能になります(多分反映されるのは毎年6月ぐらいだと思いますが……)
『無ければ作れば良い』という考え方ですね。
ただし、申請すれば必ず登録されるわけではないと思われます。JAPIAがなんらかの意図を持って『樹脂はISO1043で統一する』としている場合は追加は難しいと思われます。逆に『今までそういった申請が無かった』ということでしたらホイホイ追加されるでしょう。
どちらかと言うと、最大の障壁は『JAPIA会員以外の申請は受理されるのか?』といったところな気もします。JAPIAの会員って材料メーカーも入ってたっけ?会員以外の申請がダメな場合は会員企業まで申請を連絡して、それを提出してもらって……めんどくさ。
投票数:6
平均点:6.67
返信する
Re: セミコンポーネント
msg# 1.4
gardenfan
出荷先は自動車業界です。
電気関係はAISで依頼されることが多いのですが、それと平行して自動車向けはIMDS入力に統一しましたが、最近JAMAシートでなければという顧客が出てきています。その理由はJAMA→IMDSへの変換は出来るが、その逆は出来ないのでJAMAシートでの報告をお願いしているということです。
顧客の要求なので従わざるを得ないのですが、エラーが残った状態で顧客にデータを渡すのが、対会社としてはどうかなと思っています。
取りあえず顧客には、目付け質量データと公的規格ISO2076にJAMAが対応していないことを説明して、エラーのあるままで報告することにしました。
色々とご説明ありがとうございました。
解決済みにする方法が分かりませんので、よろしくおねがいします。
電気関係はAISで依頼されることが多いのですが、それと平行して自動車向けはIMDS入力に統一しましたが、最近JAMAシートでなければという顧客が出てきています。その理由はJAMA→IMDSへの変換は出来るが、その逆は出来ないのでJAMAシートでの報告をお願いしているということです。
顧客の要求なので従わざるを得ないのですが、エラーが残った状態で顧客にデータを渡すのが、対会社としてはどうかなと思っています。
取りあえず顧客には、目付け質量データと公的規格ISO2076にJAMAが対応していないことを説明して、エラーのあるままで報告することにしました。
色々とご説明ありがとうございました。
解決済みにする方法が分かりませんので、よろしくおねがいします。
投票数:0
平均点:0.00
返信する
Re: セミコンポーネント
msg# 1.5
TR_wada
投稿数: 1193
オンライン
先方からしたら、自分のトコでは材料の詳細がわからないので『IMDS→JAMAシート変換をしてください』という依頼になるわけです。
JAMAシートでエラーの無いデータを作成するのが、対会社という立場上必要と思います。
JAMAシートでのデータ送信は、そのまま送信するのではなく、csvファイルで書き出して送信します。
書き出しの際にエラーが出ると、csvファイルが作成されなかったような気が……。まぁ、エラーが出てたらデータとして使えませんね。
使えるデータにするためには前述のようにISO1043への変換を要すると思います。
または材料の外部リストへの追加。
しかし、自動車業界でJAMAシートで要求するって言うと……○イハツ?
エラーの回避方法としては、外部リストから選択した材料情報で入力すれば良いと思います。
PESU(ISO1043/5.1.xフィラーの含有状況は任意)で登録してしまうのが手っ取り早い気もしますね。材料的にこの記号で合っていればという話になってしまいますが。
ちなみに警告は残っていても問題無い場合があります。
こちらについては提出先にご確認ください。
JAMAシートでエラーの無いデータを作成するのが、対会社という立場上必要と思います。
JAMAシートでのデータ送信は、そのまま送信するのではなく、csvファイルで書き出して送信します。
書き出しの際にエラーが出ると、csvファイルが作成されなかったような気が……。まぁ、エラーが出てたらデータとして使えませんね。
使えるデータにするためには前述のようにISO1043への変換を要すると思います。
または材料の外部リストへの追加。
しかし、自動車業界でJAMAシートで要求するって言うと……○イハツ?
エラーの回避方法としては、外部リストから選択した材料情報で入力すれば良いと思います。
PESU(ISO1043/5.1.xフィラーの含有状況は任意)で登録してしまうのが手っ取り早い気もしますね。材料的にこの記号で合っていればという話になってしまいますが。
ちなみに警告は残っていても問題無い場合があります。
こちらについては提出先にご確認ください。
投票数:2
平均点:0.00
返信する