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REACH_ANNEX14生殖毒性について

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2020-7-9 16:57
ゲスト 
いつもお世話になっております

前々から弊社ASSY品に使われる2液性接着剤に
SVHCでリン酸トリス【CAS:25155-23-1】が含有している事は把握していましたが

SVHCの分母は接着された「部品」の質量のため
2液を混合した均質材料で考えれば0.1wt%の閾値を超えるが
その接着剤で固めた1つの部品では閾値を下回り
仮に均質材料で考えても年間1tの輸出量を到底超えないものとしておりました


2020年2月にリン酸トリスがANNEX14にランクアップしたため
接着剤調剤メーカに問い合わせたところ

リン酸トリスがANNEX14になった固有の特性は
https://www.chemical-substance.com/reach/ninkataishobusitsulist.html
C)生殖毒のため、調剤での欧州市場への上市では問題となるが
国内メーカである弊社に納入する事
弊社内で硬化させた成形品を欧州に輸出し上市する事は問題なく
また、SVHCの分母計算同様、「部品」単位で考えれば0.1wt%の閾値を
下回るため問題はないと考えている

との回答をいただきました


安全を考えるのであれば、弊社で他の接着剤に切り替えるべきですが
諸事情があり、当面は切り替える事が難しく
REACH_ANNEX14の閾値以下であるならしばらくは様子見したいのですが

・固有の特性C)となっているANNEX14該当物質は、調剤のみの問題であり
 成形品であれば本当に問題ないのか?

・ANNEX14の閾値計算はSVHCと同様の部品を分母として問題ないのか?

ご存知の方がいらっしゃれば教えていただけないでしょうか?
遅かれ早かれ切り替える事にはなりますが
少し時間が稼ぎたいと考えています
投票数:0 平均点:0.00
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2020-7-9 17:19
TR_wada  長老   投稿数: 1140 オンライン
ざざっと調べてみた範囲では、難燃剤または可塑剤の扱いみたいですね。
沸点が高いので揮発して消えるとも考えにくいです。
反応して別の物質に置き換わる可能性もあるかもしれませんが、その道のプロじゃないとわからないと思います。硬化してガチガチになるなら可塑剤はなんか変化してそうな気もするけど素人考えじゃ怪しいなぁ。

▼参考wiki(ドイツ語)
https://de.wikipedia.org/wiki/Trixylylphosphat
投票数:2 平均点:5.00
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2020-7-14 13:17
ゲスト 
・固有の特性C)となっているANNEX14該当物質は、調剤のみの問題であり
 成形品であれば本当に問題ないのか?
→「成形品を欧州に輸出し上市する事は問題なく」との回答の通り、成形品の輸入は問題ありませんが、EU域内で成形品に組み込むことは認可がない限り禁止です。

・ANNEX14の閾値計算はSVHCと同様の部品を分母として問題ないのか?
→SVHC(認可候補物質)とANNEX14(認可物質)は規制対象が異なります。
ANNEX14の閾値は混合物にしかありません。EU域内での成形品への組み
込みは禁止されていて、閾値は設定されていません。
輸入される成形品は、規制の対象外なので閾値という考えはありません。
投票数:2 平均点:10.00
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