chemSHERPAツール Ver2.03.00

chemSHERPAツール Ver2.03.00が公開されました。
2021.03.05

　https://chemsherpa.net/tool

スズ(Tin, CAS# 7440-31-5)の表示が有機スズになっているような・・・これで正しいんでしょうか？

更新履歴の25ページでREACH Annex XVIIで追加ってなってますね

AIをダウンロードしてたらこのファイルあるハズ
Explanation_of_chemSHERPA_Declarable_Substances_Ver2.03.00_JP.pdf

CAS No.的には金属のすずなので、コレが実際に報告対象になると結構大きいですね

https://echa.europa.eu/substances-restricted-under-reach
https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:02006R1907-20210101&%20from=EN:#page=538

どっちにもCAS No.7440-31-5の直接記載はなさそうですね

ちょっと前に話題にあった入れ墨用とかそっち方面かしら
金属アレルギーとかあるし
http://houkoku.think-reed.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=794#post_id7811

お世話になります。

> 更新履歴の25ページでREACH Annex XVIIで追加ってなってますね
たしかに、TR_wadaさんの言われるようにREACH Annex XVIIでの追加で、
ご提示の資料中にも出てくる「(EU) 2020/2081」の改正でのEntry75追加
https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32020R2081&from=en
P.9の下のほうのAppendix 13 の上から3番目に
Substance name : Organometallic tin
CAS No. : 7440-31-5
が載ってます。

これもTR_wadaさんも言われるようにタトゥーインクなど限られた用途に対しての
制限なので、ほとんど影響ないとは思いますが。

> スズ(Tin, CAS# 7440-31-5)の表示が有機スズになっているような・・・これで正しいんでしょうか？
質問者が言いたいのは、CAS番号：7440-31-5　はふつうの金属スズなのに
物質名：Organometallic tin　となっているのはなぜか？ということかと
思いますが、そのあたり詳しくないので承知せずすいませんが。
（chemSHERPAとしては、引用法規の表記をそのまま引っ張ってくるしか
ないわけですが。）

以上、参考までに。

あ、載ってたんですね
なんで検索に引っかからなかったんだろ？

和文物質名が『C.I.ピグメントメタル5』ってなってまして、コレは顔料としての金属成分扱いみたいなんですよね(CAS No.としては金属スズと同じみたいです)

物質リストに追加したってコトはこの用途でchemSHERPAユーザーが運用する可能性があるってことなんだろうか？
一般のユーザー的にはCAS No.ベースでみるとスズ報告対象になったのかよ？案件なんですが

>> スズ(Tin, CAS# 7440-31-5)の表示が有機スズになっているような・・・これで正しいんでしょうか？
>質問者が言いたいのは、CAS番号：7440-31-5　はふつうの金属スズなのに
>物質名：Organometallic tin　となっているのはなぜか？ということかと
>思いますが、そのあたり詳しくないので承知せずすいませんが。
>（chemSHERPAとしては、引用法規の表記をそのまま引っ張ってくるしか
>ないわけですが。）

こちらについては、
https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32020R2081&from=en
に記載のある物質名そのまま流用って感じですね
有機スズってワケじゃないんですが

Ver2.03.00のchemSHERPAを、Ver2.02.00に変換する方法、誰かご存じないですか・・・

(基本的には)ないです
どんなモノでもバージョンの下方互換はあっても上方互換はありませんので(未来のバージョンに対応できるわけがないので)

裏技的には、
・shaiファイルを拡張子を変更してzipにする
・解凍
・中身のxmlファイルを弄ってVer.2.02の情報に書き換える
ってやると読めるようにできます

方法は……トライ&エラーで頑張って探るが良い(何

裏技了解しました！ありがとうございます。

トライ＆エラー（　＾ω＾）・・・
トラブル＆エラーにならない程度に頑張ります！

お世話になります。

どのような場合に「Ver2.03.00のchemSHERPAを、Ver2.02.00に変換する」という作業が、必要になりますか？参考までに。

あくまで私が「気になったから」「やりたかった」程度なのですが


＜状況＞
chemSHERPA提供の依頼を2/初に受けておりまして。
一部は2/中に収集できたのですが(Ver.2.02.00)、
残りは3月に収集でき、Ver.2.03.00だったのです。

＜気になったこと＞
Ver.違いで客先回答したら、合わせろと言われないか？
社内システムがver.2.02.00のみ対応、とか言われないか？

＜やりたかったこと＞
古いVer.の方が数が多いので、そちらに合わせたい。


こんな状況で、Ver.変換したいと考えました。
何かのご参考になりましたら・・・

お世話になります。

事情の説明ありがとうございます。
想像していた作業と違っていたので、聞いてみてよかったですが、
つまり御社はアッセンブリメーカーで、複合化によりデータ作成して
客先に報告するケースでの話しだと、理解しました。

で、複合化についてよく承知しませんが、
> Ver.違いで客先回答したら、合わせろと言われないか？
ふつうは下位構成も含めて、作成バージョンの内容の回答だと認識されるもので、
複合化の場合に、そのように下位構成部品ごとにバージョンが表示されるとは
思いませんでしたし、その場合に客先が言われることはごもっともで。
回答期限の関係でそうなるなら、Ver2.03で作成しておいてコメントフィールドにでも
「下位構成については、Ver2.02で入手した情報による回答となります」のように
記載しておくというのは、どうでしょうか。

> 社内システムがver.2.02.00のみ対応、とか言われないか？
> 古いVer.の方が数が多いので、そちらに合わせたい。
今回のバージョンアップは、ほぼ物質リストの更新のみで、社内システムのほうで
対応必要な内容はなさそうですし、逆にVer2.02で提出した場合のほうが
Ver2.03での再提出を求められることが多いような気はします。

繰り返しになりますが、複合化に関してよく承知しませんので、
そのあたりの不都合をよく理解しませんが、これまでいろいろ要望を受けながら
改善してきたchemSHERPAが対応してないということは、それほどそうした不都合を
感じるユーザーがいないということかもしれません。（一度要望してみては？）

以上、参考までに。

別パターンとしては、商社さんで、複数のサプライヤーから購入品データを収集し、まとめて報告(複合化はしない)ってケースが考えられますね
この場合、提出データに2.02と2.03が混在することになります

こっちのケースの場合、
・サプライヤーがまだ2.03のデータが用意できていない企業があるため、一部2.02にて報告いたします。2.03での回答が必要な場合は、その旨ご連絡願います
みたいな文言で逃げて良い気がする
そんな出てから時間経ってないので、物質チェック終わってないトコもあるだろうし

お世話になります。

> 別パターンとしては、商社さんで、複数のサプライヤーから購入品データを収集し、まとめて報告(複合化はしない)ってケースが考えられますね
> この場合、提出データに2.02と2.03が混在することになります
そっちのパターンっぽいですね。（視野が狭くてすいません。）

いずれにしても
> 回答期限の関係でそうなるなら、Ver2.03で作成しておいてコメントフィールドにでも
> 「下位構成については、Ver2.02で入手した情報による回答となります」のように
> 記載しておくというのは、どうでしょうか。
という対応はお勧めしますし、TR_wadaさんの対応もよさそうです。

バージョンダウン（？）というchemSHERPAが想定してない対応は、
あまりお勧めできない気がします。

以上、参考までに。

皆さん色々ありがとうございます。

弊社は商社で、頂いたものをチェックして流す程度の作業を行っています。
その中で、このVer.の谷間に引っかかってしまい…


文言入れて、2.02、2.03混交で提出してみます＾＾。

修正版が出ることになりました。

chemSHERPAデータ作成支援ツールVer.2.03.00使用停止のお願いと修正版（Ver.2.03.10）公開予定について
https://chemsherpa.net/news/chemsherpa/?p=2508

この度公開しましたchemSHERPAデータ作成支援ツール Ver2.03.00について、LR07 (EU) REACH 規則 Annex XVII（制限物質）の改訂((EU) 2020/2081)で追加されたEntry75に起因し、含有化学物質の情報伝達に支障をきたすケースがあることが判明しました。お手数をかけし申し訳ありませんが、至急修正版をご用意いたしますので、現在公開しているデータ作成支援ツール Ver2.03.00については、使用と情報流通を控えていただきますようお願い申し上げます。