アプリケーションID　35／36　PAHsについて

2021/7/21にアプリケーションIDがアップデートされたようで
PAHs(多環芳香族炭化水素)　のアプリケーションIDに
40（Not applicable）が選択できなくなりました。

下記より％でIDを選択するようですが、
単純にその材料中にPAH化学成分が何％含有されているか？
という基準で宜しいのでしょうか？

35:テスト法ＩＰ346 による総ＰＡＨs含有量が３％を超える潤滑剤/油
36:テスト法ＩＰ346 による総ＰＡＨs含有量が３％より少ない潤滑剤/油

例えば、グリス材料中にPAH化学成分（例：64742-55-8）
が30％含まれている場合、
3％を超えるので35を選択するのでしょうか？

ご教授をお願い致します。

私も困ってます

ソレ、35と36って『(for tyres only) 』ってあるんですよ
タイヤ専用
タイヤじゃない場合、他に選べないのにどっちかを選択しろとかIMDSふざけてんの？

特定8物質に限り、
・Repetitive skin contact (required according to REACH 1907/2006 EC Annex XVII Entry 50)
・Not applicable (no repetitive skin contact)
の2種が追加されています。
205-99-2 Benz(e)acephenanthrylene
56-55-3 Benz[a]anthracene
50-32-8 Benzo(a)pyrene
192-97-2 Benzo(e)pyrene
205-82-3 Benzo[j]fluoranthene
207-08-9 Benzo[k]fluoranthene
218-01-9 Chrysene
53-70-3 Dibenz[a,h]anthracene
こちらREACH annex XVIIに記載のある物質

ソレ以外の物質は規定上『タイヤ以外』『その他』といったアプリケーションコードが選択できない状態です
どないせーと

ご返信ありがとうございます。

本来はタイヤのみのIDなんですね、知りませんでした。
グリス全般で40が廃止されてしまい困っています。
やはり35/36どちらかを選ぶしかないですよね。
取引先にも説明が難しく困ります。

タイヤの場合は単純にPAHs成分のTOTALパーセンテージを
入力するのでしょうか？

40が選択されていた場合のメッセージ
「有効なアプリケーションのみが化学物質に使用できます！」
のビックリマークが憎いです。。。

すいません
見るとこ間違えてました

タイヤ用は37と38でした

申し訳ありません


▼IP346によるDMSO検出=PCH含有量(PCH=PAHとのこと)
https://www.sankyo-yuka.co.jp/technical_news/pdf/stc_16.pdf

▼こんな感じに表記されるみたい
https://www.idemitsu.com/jp/carlife/shell/gasoline_oil/helix/helixhx3aj10w30.pdf

お世話になっております。

貼付け頂いたサイトを拝見すると
IMDSに表示される成分の％とはまた別で、
IP346というテスト法による含有率％があるようですね。

やはりグリスメーカーさんに問合せするしかなさそうですね。
（そのテストは通常実施されるようなものなのでしょうか・・・。）

タイヤのほうもとても謎ですね。
今回のアップデートで悩む人は多そうです。

相談に乗っていただきありがとうございました。

>IP346によるDMSO検出
ってのが化審法にある判断準拠で、グリスの場合はSDSに記載がある感じになると思います
載ってなかったらメーカー確認ですね

SDSに載っている可能性もありますね。
ありがとうございます！

ゴム系の『タイヤ以外(39)』は復活した模様

オイル系は変わらず回避策無しですが……

オイル中のPAH：41
が隠し属性になった模様
新規に設定することはできないですが、過去に41で設定されていたものはそのまま使用可能