SPTEのすずめっき被膜の成分情報記載について

プレス業界で環境業務に携わっている者です。

商社を通して、ぶりき鋼板のコイル材メーカーに
SPTEのchemSHERPAデータをリクエストしたのですが
入手できず、困っております。

鋼板については、不本意ですが、ミルシートや
安全データシートから参照できるのですが、
すずめっき被膜部については参照する情報が
ありません。

chemSHERPAの成分情報にめっきとして、すず100%
と記載してもよいのか、なるべく正確に
すず鉄合金、すず、クロム水和酸化物
（油分は洗浄してしまいます）と記載すべきか
SPTEをchemSHERPAで報告された経験のある方からの
アドバイスをぜひ、お願いいたします。

複数の成分を記載したほうがよい場合は、
例でかまいませんので、各成分の具体的な名称
もしくはCAS No.と、各成分の重量比率(%)も
アドバイスいただければ、ありがたいです。

努力が足りないかもしれませんが、
よろしくお願いいたします。

すずめっきの内容にもよるんですよね
類似の亜鉛めっき鋼板の場合、電気亜鉛めっき鋼板と溶融亜鉛めっき鋼板があるんですが、前者はめっきと鋼板を均質材料として分離してくれる率が高いのですが、後者は接合部で合金化してるそうでコレで均質材料みたいな扱いをされたケースがありました

電気めっきの場合はほぼ100%な感じが多いです(99.5%とか)
溶融めっきの場合はJIS見ると9x%以上みたいな指定がありますので、そちらを確認する感じでしょうか


鋼材メーカーが判明している場合は、お問い合わせフォームから直接chemSHERPAもらえますか？ってやってみる手段もあります
この場合、CIで報告される可能性もあるので、『AI』でとか『AIで100%成分でお願いできますか』とか問い合わせのしかたは要一考かと

TR_wada 様

使用する鋼材メーカーにホームページ上から問い合わせしましたが
残念ながら、回答はいただけませんでした。

幸いなことに、SPTEの他の鋼材メーカーから、詳しい情報では
ないですが、すず以外の成分の1つであるクロム水和物は、
一般的にはすずよりごく微量であり、chemSERPA内の基準以下が
通常ですとアドバイスいただけました。

このアドバイスを参考にして、すずめっき部の成分はすず99.9wt%
の1成分のみとしてchemSHERPAデータを作成しました。

遅くなりましたが、アドバイスをありがとうございました。