改訂版chemSHERPAツール V2R1　2024年夏に公開予定　11/29追記　説明会録画は一般向けにも公開

来年夏に　chemSHERPAツールが　改訂されるようです

以下は　JAMP会員向け説明会の案内ですが、少し遅れて一般向けにも公開されるようです
＞※一般の方向けには、2週間後に公開連絡の予定です。

【JAMP会員向け】chemSHERPAツール V2R1説明会_録画公開のお知らせ
https://chemsherpa.net/news/chemsherpa/?p=3757

何が変わるのでしょうか？

2023/11/29　追記　一般向けにも　公開
　https://chemsherpa.net/news/chemsherpa/?p=3803

2.5の話とはまた別なんですかね？

先日公表された2023年8月度chemSHERPA普及調査結果にかかれていたのは

＞chemSHERPA次期バージョン（V2R1）を2024年9月にリリースする予定です。
＞自動車業界対応としての「自動
車業界向け全成分情報を追加」「複数階層表記に変更」などを予定しています。

https://chemsherpa.net/news/chemsherpa/?p=3747

とのことでした。

この普及度調査の時に「全成分開示なんて仕組みを導入したら、自動車業界以外からも”回答は全成分で”て依頼来るの確実だからヤメテ」と回答したな、確か。

chemSHERPA V2R1について「感想です」

自動車業界の対応　全成分情報追加とありますが
chemSHERPAもIMDS(JAPIA)も扱う身としては
当たり前だと思うのは小生だけでしょうか・・

とにかくchemSHERPA (JAMP)様の普及調査結果に記載
ありますが　顧客独自様式とか不使用証明書とか
POPsだあTSCAだあ経済産業省等が一文載せると
すぐに不使用証明書を依頼する案件が　V2R1になれば
削減しますなら大歓迎ですがね。
期待してしまいます。

最近の含有調査依頼ですが、chemSHERPAでも全成分での依頼が多いです。
ただ、仕入れメーカーさんは企業秘密とかで開示してくれないので困ります。

chemSHERPA 製品含有化学物質情報 利用ルール [1.5 版]には以下のような条文があります。

6. 製品含有化学物質情報伝達の基本
6.1. サプライチェーンにおける製品含有化学物質情報の伝達
□ 任意報告を利用した、管理対象物質以外のフルデクラレーションは、回答者側の要望に基づき、B2B （当事者間 での合意を前提とすること。

全成分を報告するかどうかは回答者側が言い出す（要望する）ことであり、かつ当事者間での合意があればということなので、現時点では「企業機密なので出せません」と言われたら諦めるか、chemSHERPAは利用せず別の手段で情報を出してもらうかでしょうね。

この条文をchemSHERPAを利用する川下側がどこまで理解できているかというと怪しいんですが。

一般公開されました
https://chemsherpa.net/news/chemsherpa/?p=3803

【一般公開】chemSHERPAツール V2R1説明会_録画公開のお知らせ

この度、2024年9月頃、公開予定の改訂版chemSHERPAツール V2R1の概要について収録した下記の動画コンテンツを公開します。

中略　オンデマンドで24時間いつでも視聴頂けます。

略

公開期間：α版としての暫定仕様のため、2024年1月15日までとしております。

＞「企業機密なので出せません」
素材メーカーにとっては　組成は　設計図、CADデータと同じですので、当然ですね。