SVHC候補13物質が公開されました

候補の段階でこれからパブリックコンサルテーション開始ですが
2/28にSVHC候補13物質が公開されました。（用途も載っています）

ECHAのサイト
http://echa.europa.eu/en/web/guest/view-article/-/journal_content/69ec4c10-bd37-4ec9-ba3e-ad5b1bee766a

Googleのウェブ翻訳
http://translate.google.co.jp/translate?sl=en&tl=ja&js=n&prev=_t&hl=ja&ie=UTF-8&layout=2&eotf=1&u=http%3A%2F%2Fecha.europa.eu%2Fen%2Fweb%2Fguest%2Fnews-and-events%2Fnews-alerts&act=url

『よしぶうのへや』にも掲載されていました。
http://homepage2.nifty.com/yoshibuunoheya/safetyandemc.htm

パブリックコンサルテーションが4/12迄ですが、J-Net21に説明が入りました。

http://j-net21.smrj.go.jp/well/reach/column/120406.html

私の会社で製造している電子部品の硝子成分に
1303-86-2：酸化ホウ素が掲載されているので、結果が気になります。

硝子業界は、硝子の成分で表記されている酸化ホウ素はSVHCではないといっているようなのですが・・・。

http://www.gic.jp/techno/REACH.html

5物質に絞り込まれたようです。

http://echa.europa.eu/en/web/guest/view-article/-/journal_content/59b3b3b2-a42d-477f-b3b1-0df21365e1e5

6/17現在、Candidate Listには追加されていないようですが、ほぼ確定と言ってもいいでしょう。

http://echa.europa.eu/web/guest/candidate-list-table

Candidate List
The MSC identified ･･･. These five SVHCs will be included in the Candidate List in its next update together with eight further substances that did not require the MSC's involvement.

MSCの関与を必要としない更に8つの物質と一緒に･･･とあるので13物質かもしれません。

JAMPからもアナウンスがありました。

http://www.jamp-info.com/kanri_information/120615

http://echa.europa.eu/web/guest/view-article/-/journal_content/6fd1bfe8-8618-4b9b-b0ef-30234108c7f4

Candidate List

http://echa.europa.eu/web/guest/candidate-list-table

アルミノケイ酸塩耐火セラミック繊維（アル?RCF）とジルコニアアルミノケイ酸塩耐火セラミック繊維（ZrAl-RCF）は新旧まとめて71+13＝84物質となっています。

相変わらず酸化ホウ素の使用例に　ガラスとガラス繊維、フリット　が掲載されている・・・　製造部品に沢山使われている・・・　どうなることやら！

結局13物質かよ…。

取引先へ送るリストを作ったり客先へ報告するリストを作ったりする身にもなってくれよ…。

2580-56-5：C.I. ベーシックブルー26： AIS-×　

561-41-1：C.I. ソルベントバイオレット8： AIS-×　： JAMA-×　

6786-83-0：C.I. ソルベントブルー4： AIS-×　

上記3物質がAISとJAMAsheetで検索できませんでした。

またまた、バージョンアップがあるのかな？

酸化ホウ素の扱いに困ってます。
硝子成分としてならSVHCではないという解釈もありますが、
AIS等の成分報告上は硝子成分として報告することになるので
適用除外として明確にできないと報告内容に相違が出てしまいます。

部材メーカーが硝子成分として含有と報告してきた場合、
こちらが対象外として川上に報告してしまうのもまずいようにも思えますし・・・

すっきりと回答できる状況にならないですかね？

http://j-net21.smrj.go.jp/well/reach/qa/328.html
http://j-net21.smrj.go.jp/well/reach/qa/330.html

ガラス云々ってのはコレのことですかね
『ガラスに含有される』じゃない限りはSVHCとして扱われる→報告/年間納入量把握要

ってコトかな？

硝子成分の場合はSVHCの義務はない、ということですが、
不含有保証書を要求された場合はどう考えるべきでしょうか。
含有しているが、SVHCの義務に対して対象外と追記していくしかないかな？

6/18以降のSVHC調査依頼の報告へは、下記を追記して提出しています。
数社に提出済ですが、まだ反応がありません。　

成分表中に1303-86-2の記載がありますが、UVCB物質であるガラスの組成を酸化物表記した参考情報でありSVHCとして情報伝達する必要の無い物質です。

現在、JEITAでも討議中の項目らしいので、そのうちJEITAからも公式見解が出される事に期待しています。

> tottoさん

現状では追記が一番でしょうね。私も同様に対応しようと思います。

ガラス産業連合会のHPに「REACH規則は、化学形や物性などで危険性が異なることを前提としており、重金属などが含有されていても、ガラス中に固化されていて危険でない場合は、登録義務を免除されます。」とあります。

この内容だとガラスに限らず、例えば状態が変化しない電子部品などは最初から「登録義務免除対象」として調査元に回答していいように思えますがどうなのでしょうか。

すみません、書き方がおかしくなりました。
電子部品のような固形状態であれば、ガラスと同様に考えられないのか、ということです。
失礼しました。

Frit GlassをJAMAsheetに記載する際に現状はガラスの組成を酸化物表記して列挙していますが、Glassで検索して**系ガラスとして何種類か登録してあれば、OKになります。

JEITAで公式見解を発表してもらい、**系ガラスで登録できる様になる事を望みます。