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4-ノニルフェノールのCAS

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 .5 | 投稿日時 2019-2-7 11:03
シゲ 
いつもお世話になっております

過去にSVHCの調査で、サプライヤより弊社製品の部品に
4?ノニルフェノール、分岐および直鎖?以下略?の含有が報告されており
微量だったことと、使用率も低いことから代替も考えずchem SHERPAに
CAS番号はSN0082を入力し客先に報告しておりました


最近ANNEX14に追加された関係で
納入先より該当する物質があるか?と問い合わせを受け
4-ノニルフェノール、分岐及び直鎖?以下略?【CAS:SN0082】
の含有があります
と報告したところ

客先より具体的なCAS番号を教えろとの事で
サプライヤに問合せたところ
・4-ノニルフェノールのCAS番号は104-40-5
・含有しているのは異性体混合物のノニルフェノール【CAS:25154-52-3】
との事



4-ノニルフェノール、分岐及び直鎖?以下略?は物質群であり
単体の物質でなないためCAS番号を持たぬため
SHERPAのシステム上JAMPが仮番号を振ったものがSN0082で

このSN0082の中に
4-ノニルフェノール:104-40-5や
ノニルフェノール:25154-52-3などが
全部含まれるのか?と解釈していたのですが

実際にSHERPAにこれらのCAS番号を打ち込んでみると
物質検索でSN0082や104-40-5は
LR06「SVHC」、IC01「GADSL」に該当しますが

25154-52-3は
LR07「REACH ANNEX17」に該当はしますが
SVHCには該当しません

何か私が勘違いしてるのかも知れませんが
どこをどう間違えているのか判らず
ぼんやりとした質問内容で申し訳ないですが
解説をお願いできませんでしょうか
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2019-2-7 13:21 | 最終変更
TR_wada  長老   投稿数: 1193
chemSHERPAで『カドミウム』とか調べてみるとわかるんですが、

7440-43-9 カドミウム
(他CAS No.ありの多数のカドミウム化合物)
SN0016 カドミウム化合物

って感じで、
・CAS No.が登録されている場合はそちらで報告
・CAS No.が登録されていないので、代替としてSNxxxxを使用して報告
辺りの認識にしておくと良いと思います。
この場合は既知のCAS No.なワケですから、サプライヤ側が気を付けて欲しいな的な。
どっかのタイミングで該当CAS No.がリストに追加された場合は個別に報告するべきって言うかそのために見直しとかするコトになってるハズなんだけど……まぁ世の中的にちゃんとやれてるトコは少ないかなとも思う。

この辺りはツール上のお話ですな。



正直調べる側としてはCAS No.指定してくれないと広すぎてわけわからんことになるので(そのために伝言ゲームして原料メーカーまで行けって話なんでしょうけど、実際その仕組みができているのか甚だ疑問)、どっかで公開してくださいよーって気はするけど漏れてたら厄介なので『類』表記なんだろーなとも思える。

自動車業界的にはCADSL
https://www.gadsl.org/
ココのGADSL Reference Listに『No.120 4-Nonylphenol, branched and linear, all members(8種類)』『No.121 Nonylphenol ethoxylates, all members(28種類)』で一部のCAS No.が記載されています。

正直私もよくわかってないので誰か法規関係と物質に詳しい人フォローお願いします。


http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/other/files/g20515b14j.pdf
CAS No. 25154-52-3とか構造異性体が理論上211種とか……そりゃ書くのもめんどくせーから『そのたぐい全部まとめて』って言うわな。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2019-2-7 14:21
シゲ 
なるほど

過去に原材料屋から報告を受けていた際は
4-ノニルはCAS番号決まってなかったからSN0082で回答をもらった

で、いつの間にか4ノニルは104-40-5の番号が振られていた

4-ノニルは一つの物質を指すものではない【群】なので具体的に言えば211種類もあるよ
4-ノニルはフォルダ名みたいなもんよ
具体的に納入品に含有しているのはノニルフェノール:25154-52-3だよ

って言う話なんでしょうか?


しかし、となると
・SVHCで4-ノニルがリストアップされる
・SVHCの中からANNEX14がチョイスされ、4-ノニルさんANNEX14に格上げ
・ANNEX14に選ばれてもSVHCには残ったまま
って流れだったと記憶しているのですが

いままで4-ノニル104-40-5として、まとめられて報告されていた
ノニルフェノール:25154-52-3が

SHERPAの物質リスト上
4-ノニル:104-40-5が過去も現在もSVHC該当物質となっているのに

ノニルフェノール:25154-52-3がANNEX17は該当しててもSVHCに該当していないのはおかしい気がするのですが・・・
(SHERPAの物質リストに、そもそもANNEX14が存在しないのも変な気がしますが)

どういうことなのでしょうか?
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2019-2-7 14:57
TR_wada  長老   投稿数: 1193
第8次SVHC発表:2012/12/19
第9次SVHC発表:2013/06/20

CAS No.104-40-5
・2012/12/21にIMDS上でSVHCに設定
・GADSL上で2735行に記載あり
https://echa.europa.eu/substance-information/-/substanceinfo/100.002.909

CAS No.25154-52-3
・2019/02/07時点でIMDS上の規制情報無し
(2018/10/03に要申告のステータスが解除されています)
・GADSL上に記載なし
https://echa.europa.eu/substance-information/-/substanceinfo/100.042.414


https://www.env.go.jp/press/y090-44/ref03_2.pdf
によると
CAS No.104-40-5:(直鎖型ノニルフェノール(p(4)-n-ノニルフ
ェノール)
CAS No.25154-52-3:(各種異性体を含むノニルフェノール)

CAS No.25154-52-3は『4-』じゃないからSVHC対象外ってコトかな?
んで別途扱いになる……ハズなんだけど何故かGADSLには入っていない不思議。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2019-2-7 15:16 | 最終変更
TR_wada  長老   投稿数: 1193
Candidate List:候補リスト。いわゆるSVHCとして調査されてるリスト(197)
Annex XIV:附属書14。認可候補/認可(43)
Annex XVII:附属書17。制限(69)
とりあえず協議の結果『候補』になる→試験の結果『候補』から『認可候補/認可』または『制限』に格上げってイメージで合ってるのかしら?試験の結果問題なかったら消えるのか?今のトコ消えたの無いと思うけど。


▼参考として(25154-52-3で検索)
http://www.mhiet.co.jp/company/procurement/pdf/xv2_appendix.pdf

▼このへんの説明が詳しい……のか?
http://j-net21.smrj.go.jp/well/reach/qa/407.html
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2019-2-12 10:23
シゲ 
詳しい解説ありがとうございます

旧AISでノニルフェノール検索したらSVHCでヒットする・・・なぜ?
どうやらSHERPAの外部リストの問題っぽいなぁ
てか、GADSLってREACHカバーしてるってIMDSのQ&Aに書いてあるけど対応遅くね?

ってことなのかなぁと納得しました
フォーマットを統一しろとまでは高望みはしないけど
外部リストと法令の内容ぐらいは整合性とって欲しいなぁ
とぐちぐち言いながら客への報告書作成してきます

ありがとうございました
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2019-2-12 21:16 | 最終変更
TR_wada  長老   投稿数: 1193
世間一般的に検索してannex17に入ってるのにステータス何もないってのは確かにキモチワルイですな。

逆に『対応しているから除外されている』って考えても良いのかもしれないですけどね。『自動車というコンポーネント内で意図的に使用される場合は規制対象から外れているので』って理由とか。
どこにもそーいった解説は無いので真相はやぶの中ですけど(汗)
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