転送不可のデータの扱い

お世話になっております。

IMDSでサプライヤー様からの回答が転送不可になっております。
その場合依頼メーカ様に回答が出来なくなるのですが、転送は許可できない場合はどのような対処方法が考えられるでしょうか？

そのデータの扱いによります。

御社が商社である場合、そのまま他社へ渡す形になるため転送が必要です。
どうあっても転送不可とされる場合、受け取ったデータをコピー作成して送信する必要があると考えられます。

御社が受け取ったデータを組み込んで使用する場合は、『転送』ではないので利用可能です。
子部品や子材料として承認済みデータを利用すれば、その親の送信には何も影響しません。

お世話になっております。

ご回答ありがとうございました。

転送不可だとデータにも盛り込んで送付で送付できないと思っておりました。盛り込めるのであれば一応材料の為そのまま提出できそうです。

1点疑問があるのですが、製品の中に盛り込んで送付するのは転送にはならないのでしょうか？

転送不可の意味合いがわかりません。

この場合の『転送』とはIMDS上の機能のことを指します。
受信したデータをそのまま他社へ向かって送るようにするために『転送』という機能を使用して特殊なコピーを作成します。
この転送用データは元のデータとリンクしており、送信先情報以外は御社では変更できません。
ちなみにコピーなので元がどこのサプライヤーかは次の受信先からはわかりません。

先述している『データの利用』の場合、受信したデータをそのまま組み込むため、転送用の特殊コピーは発生しません。状況によっては部品や材料のサプライヤーが見えてしまうこともあります(備考欄等)


このあたりについては『そういう機能なのね』という感覚でとらえておくと良いと思います。
商社さんとかですと転送できないと困るケースがあると思いますが、セットメーカーであれば基本的に無視して問題無いと思います。