ザ屁理屈

IEC62474系列の調査フォーマットには含有判定があります。
閾値を超えていればYとすることとなっていますし、閾値以下であればNとすることとなっています。
つまり
閾値超え->Y
閾値以下->N
です。
しかし
Y->閾値超え
N->閾値以下
とは定義されておらず、さらに不明時も記述を強制されていることから
N->不明を含む閾値超え以外
と解釈せざるを得ない。

同僚からは「屁理屈」といわれますが、みなさんは含有判定Nをどのように判断されてますか？

おっしゃる通りですね。

IEC62474推進者はAISだと規制物質の報告がないことが

含有無なのか調査できないなのか判定できないため

ＩＥＣ６２４７４の含有のＹ／Ｎが重要といいます。

しかし、報告者の考え方一つで含有無か、回答が得られないのか

を判断は出来ず、報告することになります。

ＩＥＣ62474がサプライチェーンの上流の企業のすべてが

正確に不含有を宣言してる場合のみ、本来なら含有宣言

できるわけで、すべてのサプライヤーが正しく報告している事の

保証をすることは各企業が保証するのは現在では困難ではないです

か。

それを無理やりやらせても自己満足に過ぎませんね。

真面目な企業は、全分析は出来ないでしょうからどこも不含有

宣言が出来なくなります。

もともと無理な仕組みです。

ほんとに実行させるには国が罰則を規定するとかになって

しまいます。

donguri様のおっしゃる通りだと思います

ただ、「不透明」な事に「Ｎ」を入力する事に全く責任を感じないのか？
っていわれると、うーん・・・って思っちゃいます
ＡＩＳだと「空欄」なので「不透明」でも気が引けることはないんですけどね

個人的には機械的に「俺は客だぞ、いいから答えろ！」って感じの依頼には
「フォーマットの取り決めに沿って対応（＝Ｎは不明を含む）」と考え
ノーコメントで提出、あとは勝手に読み取ってくれって思いますが
調査理由、過去にやり取りした情報、対象製品を最小限に絞った依頼等々と、
こちらに気使って依頼してくれてる顧客には、
「この部位について、この物質については閾値以下となりますが不透明です」
と、細かく備考文章を添えて対応してますね

販売責任とかもありますが、川上が善意（＝対価なし）で対応してくれた
内容を頂戴し、それを我々川中も善意で川下に回答しているわけで
川下が傲慢な言い方なら、法規以上の対応は不要だと思ってます
パワハラまがいの依頼をしておいて法規以上の回答を求めるのは、お断りだ！
って感じでしょうか？