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Re: chemSHERPA公開情報(含有不明->含有判定=Y、含有率=100%?)

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なし Re: chemSHERPA公開情報(含有不明->含有判定=Y、含有率=100%?)

msg# 1.13.1
depth:
2
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016-8-20 11:04
donguri 
>子部品や工場は海外って状況が多くて国内普及だけでは片手落ちな感じがします

そのとおりですが、JAMPがchemSHERPAの管理引き受け団体であり、chemSHERPA?CIはMSDSplus Ver5、chemSHERPA-AIはAIS Ver5の扱いとなってます。
そのJAMPは、日本貿易振興機構(JETRO)後援を受け以下の中国各地においてJAMP導入講座を開催します。

2016年8月5日(金)/紹興
2016年8月19日(金)/無錫、順徳
2016年8月26日(金)/台州、恵州

海外での啓発活動は進められているという認識です。

気になるのはIEC62474とchemSHERPAのスキーマの差異です。
IEC62474のスキーマは次の大改訂でBASIC(基本)情報とADITIONAL(追加)情報の構成からchemSHERPAのようなCOMPLIANCE(遵法)情報とCOMPOSITION(成分)情報の構成に変更されます。
chemSHERPAで必須とされているCOMPOSITION(成分)情報の材質情報の記述を必須とすることは否決されたそうです。

chemSHERPAがCOMPOSITION(成分)情報の材質情報の記述を必須と欲張っていると、不要な項目のために必要な項目を含む全体を逃がしてしまうことになりかねません。

今でさえ、含有判定を必須要求することで情報提供しにくくなっています。

JGPSSIでは、閾値を超える含有->Y、閾値を超えない含有->N、不明については定義がなく判定フローから閾値を超える含有ではないのでNと記述できました。

反論はあると思いますが・・・
たとえば、JGPSSIで判定値にNが記述されてあるが閾値を超えて含有しているじゃないかと苦情を言われたとしても、Nは閾値以下という報告ではないのです。
JGPSSIのマニュアルに記述されている表は「含有状況->判定値」の操作であって、「判定値->含有状況」の解釈ではありません。判定フローにおいても、不明は閾値を超えている含有ではないため判定値Yとは記述できません。記述すべき判定値はNになります。

IEC62474では、デベロッパーステーブルに閾値以上の含有かもしれない->True(Y)、閾値未満の含有であることがわかっている->False(N)と記述されており、不明は閾値以上の含有かもしれない->True(Y)となります。
ただし、含有判定を含んでいるThresholdクラスの記述は任意ですので、Thresholdクラスを記述しないことで含有判定を記述しない運用が可能です。

chemSHERPAはツールとしてIEC62474で任意とされているThresholdクラスを記述してしまっているので含有判定を記述しなければなりません。
不明な場合は含有判定はTrue(Y)としなければならず、含有判定をTrue(Y)とすると含有率に数字を与えなければなりません。
SVHCを含めてです。

セミナーで、不明な場合はどのように書くのかと質問しましたが、含有判定の記述はYと回答されましたが、含有率の記述については回答は得られませんでした。

含有が不明な場合は、含有判定=Y、含有率=100%と記述するのが妥当なのではないでしょうか?
(参考までに含有率や含有量に0は記述できません。)

IEC62474で任意と決められている項目をchemSHERPAが独自に必須とするような仕様はやめていただきたいものです。
顧客要求に回答しにくく、海外で提供されているデータを使用しにくくなるため、改悪でしかありません。
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